社会福祉法人ふれあいコープ
竹内 明子

「生きててよかった」そう思える社会へ

ただ生き長らえるのではなく、自らの意思で生きることを支える賢者がいる。母として食の安全に向き合った経験は、やがて福祉の世界へとつながっていった。一人ひとりが「生きていてよかった」と思える社会を目指す、賢者の歩みに迫る。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 竹内 明子
会社名 社会福祉法人ふれあいコープ
出身地 大阪府
出生年 1943年
趣味 読書
特技 水墨画
休日の過ごし方 家事、読書
座右の銘 人を裏切らない
好きな食べ物 和食
尊敬できる人 誠実に生きている人

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    大阪市で生まれ育ち、学生時代までを関西の地でのびのびと過ごしました。私が大学を卒業した当時は、現在のように女性が皆当たり前のように企業へ就職する時代ではなく、卒業後は家庭へと入るのが一般的な社会の風潮でした。そのため、私も大学卒業後は就職せずに家庭に入りました。

  • 社会人時代

    1960〜70年代にかけて公害問題が深刻化する中、自身も子育てを経験し、農薬や食品添加物といった「食の安全」に対して強い危機感を抱きました。牛乳への農薬混入が社会問題になった際、母親仲間とグループをつくり、安全な牛乳を自分たちで探して共同購入を始めたことが現在の活動の原点です。この活動が生活協同組合運動へと広がり、その後とちぎコープの役員として食の安全や環境活動を推進するとともに、転勤等で身近に頼れる人がいない組合員同士が支え合う「有償ボランティア」の仕組みを作り上げました。

  • 社長就任のきっかけとその当時

    生協の助け合い活動の中で、高齢の組合員から支援を求める声が上がり、2000年に福祉事業を立ち上げました。さらに「最期まで安心して暮らせる場所がほしい」という声を受け、2006年に社会福祉法人ふれあいコープを設立し理事長に就任しました。特養開設にあたっては県内で学習会や募金活動を展開し、約1万人から寄付を集めました。また、豪雨災害での施設被災や専務理事の退任を機に自ら本格的な経営改革に乗り出し、現場の課題を職員自身が考えて解決する仕組みづくりに注力してきました。

  • 現在の事業

    栃木県内の宇都宮市・栃木市・小山市を拠点に、訪問介護、デイサービス、特別養護老人ホーム、グループホームなど幅広い高齢者福祉・介護事業を展開しています。「高齢者の人権を尊重した介護」を第一に掲げ、介護を必要とする人のための支援を行っています。あわせて、有償ボランティア「おたがいさま」や、体操教室・食堂などの地域支援、障がい福祉サービスにも取り組み、子どもから高齢者まで誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指しています。

  • 今後の展望

    孤独死や高齢者虐待、特殊詐欺などの背景には、地域のつながりが薄れ相談できる相手がいないという社会課題があります。私たちは待っているだけの法人ではなく、体操教室や食堂などを通じて自ら地域に出ていき、地域のつながりを取り戻したいと考えています。今後は各地域のニーズに応じた拠点づくりや、子育て・学習支援にも取り組んでいく方針です。また、人材の確保と育成が課題となる中、若い人やネパールからの外国人材が力を発揮し、長く働き続けられる組織をつくることも大きなテーマです。

  • 若者へのメッセージ

    若い人たちは力があるので、何事にも自ら考えて挑戦してほしいと願っています。「自分の時間が欲しい」という声をよく聞きますが、働いている時間も大切な自分の人生の時間です。お金を稼ぐためだけに使うのはもったいないことです。24時間すべてが自分の時間であり、それをどう使うかはご自身で決めてほしいと思います。他人の身の回りのお世話をする介護の現場に飛び込み、人と向き合って働く若い人たちを、私は本当にすごいと心から思っています。

COMPANY

会社概要

企業名 社会福祉法人ふれあいコープ
所在地 栃木県宇都宮市緑5丁目13-6
業種 医療・福祉 - 福祉・介護
設立 2006年
従業員 440名(2026年8月 現在)
事業内容 高齢者福祉・介護事業
URL https://fureai-coop.com/
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