PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 小松 隆人 |
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会社名 | 有限会社小松組 |
出身地 | 岡山県 |
出生年 | 1980年 |
こだわり | 事は追及 |
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趣味 | ソトメシ |
特技 | すぐ動く |
休日の過ごし方 | 子供と遊ぶ |
座右の銘 | 人間らしく |
好きな食べ物 | もんじゃ焼き |
尊敬できる人 | 父 |
HISTORY
賢者ヒストリー
自分が子供の頃は父が現役でやっていたのですが、とにかく泥臭い仕事から毎日帰宅してきてましたね。父の匂い=土の匂い、みたいな。当時は非常に忙しかったんでしょうね、日曜日に仕事に出る事も多く父親と顔を合わすのは食事の時くらい。忙しいのは分かっていても子供心としては遊んでもらいたくて寂しかったんですが、父親が本気で働く姿って本当に格好良くて自分の目指す部分だと尊敬してましたね。高校生くらいになると遊びを覚えて前が見えなくなってしまってて、その後進学してからもフワフワした自分がいました。
専門学校を卒業した後も明確にやりたい事が見出せない期間が続き、見兼ねた父親が県内の建設会社を紹介してくれ入社する事となりました。初めての社会人生活には不安しかなかったんですが、働いてみると案外面白くて、「これだったんだ」って幼少期に感じた思いが蘇ったんです。
就任する2年程前からモヤモヤした気持ちがありました。それは自分自身が歳をとっているのと同時に、昔は活発だった村の知ってる人たちが老いていってる光景でした。昔の田舎は助け合いの精神で近所の人や親戚の人が困ってる人の手助けをするって事が自然な空気だったんですが、田舎の生活観も都会化してきて個々が生きる生活スタイルへと変化してしまったんですね。要は困り事が発生しても支援者がいないわけです。老いていくと今までできていた事ができなくなったりもするし、地元の業者さん(個人事業主の職人さん)ですら高齢化で廃業してしまったりなどで、頼みの綱がない状態が起こってしまったんです。そんな人たちを目の当たりにした僕はこれを事業として解決していこうと決めました。代表就任後、「困りごと解決事業」と題して事業を開発しました。
初代(祖父)が創業したきっかけとなった土木事業は小松組の柱として大事に思います。この村も2018年に西日本災害で被災しました。人命こそ奪われなかったものの大きな被害に会い、そういった時こそ迅速に対応できる企業として居続ける必要はあると思っています。「困りごと解決事業」の翌年にはさらに地域ニーズを組み上げ、「空き家管理事業」を立ち上げました。ここ西粟倉村では全国でも先進的なモデルを開発・実行しており、その事から人口1400人程度に対して毎年数十人の移住者が来ます。高齢化や核家族化によって空き家となる家も多いわけですが、そのすべてが賃貸物件として提供してもらえるわけではなく、移住者の住居不足が大きな課題となっています。今まさにやろうとしている事は、住居問題をいち早く解決させるためにコンテナ(海上コンテナなど)を利用した賃貸事業です。建設会社として造成~基礎~設置等工事のノウハウは当然備えてますが、あたりまえの感覚で作るのではアパートと同じで面白くないわけです。また、このストレス社会の中で今必要なのはひとりの場。そんな環境を提供できるサービスとしてソロキャンプ場を開発したいと思ってます。
業界に固執はしたくないです。どんな業界、業種であろうが気付いた事を放っておくのはきっと違います。その時その時の環境を見ながら、少し先の環境を見据えながら、小松組の強みを大切にし必要であろう事は常に事業化して人の幸せに繋げていきたいと思います。
皆さんには「自分」というものに気づいて、自分に正直に楽しく生きていって欲しいと思います。私自身、たくさんの選択肢がある中で悩む時もありましたが自分がやりたいことをした結果、幸せな人生を歩むことができています。皆さん、人間らしい人生を送りましょう。
COMPANY
会社概要
企業名 | 有限会社小松組 |
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所在地 | 岡山県英田郡西粟倉村大字長尾2372 |
業種 | 建設 |
サービス - その他 | |
設立 | 1978年 |
資本金 | 1,000万円 |
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従業員 | 6名(2021年1月 現在) |
事業内容 | 困りごと解決事業、空き家管理事業、土木事業、(R3年度~グランピング事業、コンテナハウス事業を開始) |
URL | http://komatsugumi.jp/ |