バークレイズ証券株式会社
木曽 健太郎

オープンドア
オープンイヤー

東大からJPモルガン、そしてバークレイズ。誰もが羨むキャリアを築き、その才知は世界の舞台で輝いた。そんなエリートが語る、理想のチームづくりに迫る。

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賢者プロフィール

氏名 木曽 健太郎
会社名 バークレイズ証券株式会社
出身地 栃木県
出生年 1967年
こだわり 誰とでも好き嫌いなく付き合う、いつでも思いやりの心をもつこと
趣味 山登り、マラソン、週末の料理(男厨)
特技 絵(デッサン)
休日の過ごし方 早朝20km走った後に朝食、新聞。その後は中3になって文武だけでなく音楽活動に忙しい娘の世話役兼運転手として過ごす。英国の大学に通う息子と電話で話すことも。
座右の銘 “Power of Now”
好きな食べ物 イタリアン全般、特にカルボナーラは自分で作るのも好き(ただしパスタはアルデンテに限る)。
尊敬できる人 小宮 隆太郎先生(東大経済学部時代のゼミの恩師/国際金融経済学者)。先生の影響もあって外資金融の世界に進むことを決めた。

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    富山県高岡市で出まれた後、東京、その後小学校1年生~4年生にかけての約2年半を父の仕事の関係でアメリカミシガン近郊で過ごし、初めて「外」の世界に触れ、その後の他人との付き合い方に影響を受けました。現地校の先生からは将来は絵描きにになるべきとのアドバイスをいただきました。当時全く外国人のいない日本(栃木県宇都宮市)に戻った後も両親の意向で東京の英語学校に通ったことは、後に海外でキャリアを築く上でプラスとなりました。宇都宮で過ごした中高時代はテニス部、その後大学時代は勉強そっちのけで舞台美術に傾倒、大工のごとく肉体労働に明け暮れました。大学時代に取り組んだスポーツは水泳、バドミントン、テニスで、現在の趣味の山登り、マラソンなどは社会人になってから始めたものです。

  • 社会人時代

    1989年にJPモルガン東京に入行しました。金利スワップ、外国為替部に籍を置き、FXトレーディングデスクを統括しました。1998年に渡英してロンドンでジャパンデスクを創設し、欧州各国の公的セクター(SSA)を担当しました。2004年、バークレイズロンドン本店にグローバルMTN(仕組債)およびSSA統括責任者として入行しました。欧州金融危機の際には欧米各国の財務当局と欧州金融機関財務部と協力し、危機に対応しました。この間バークレイズはSSA、MTN両分野で債券引受けリーグテーブルで業界トップランキングを数年にわたり維持します。EuroWeek誌創刊25周年記念の際に「債券資本市場に最も影響を与えた25名」の一人に、またMTN市場をカバーするmtn-i誌からは「People of the Decade」の一人に選出されました。16年に渡る英国生活の後東京に拠点を移し、2014年からはアジア太平洋地域全体の債券およびローンシンジケーション業務を統括しました。2016年7月に現職に就任しました。

  • 社長就任のきっかけとその当時

    日本のバークレイズの社長を長く務めた前任者が退任を決めた時、「日本のバークレイズの次の時代は君のような人に任せたい」と声をかけていただき、引き受けることにしました。自分のこれまでの海外勤務経験(シンガポールで1年、イギリスで16年、アジア各国で2年など)を通して培った経験と感覚を評価していただいたと思っています。

  • 現在の事業において

    バークレイズのロンドン本店勤務を経験した自分からすると、本店と東京との距離は驚くほど遠くコミュニケーションのギャップも感じます。ロンドンにいた時は上(マネジメント)との距離が近く、関係もいたってフラットでした。その違いを肌で知っている自分だからこそ、日本のバークレイズでできることが多くあると思っています。日本の社員が単なるFar Eastの一スタッフではなくGlobal Citizenとしてマネジメントの意思をもっと近くに感じ、自分のカウンターパートとのコミュニケーションを通じて切磋琢磨する中でプロとして成長し、この素晴らしい会社にさらに貢献していくための橋渡し役になりたいと考えています。

  • 今後の目標

    個々人に将来へのVisionを持ってもらうこと、思慮深いリーダーを育てること、そして女性の活用が今後何よりも大切になります。若い世代にやる気と責任を持ってもらい、優秀な人材に組織ひいては金融業界に残ってもらうことは、先人である我々の務めだと考えています。これまで長年の人材の蓄積のある金融業界ですが、今後若いタレントを育成、活用できなければ、疲弊した旧産業になってしまうリスクがあります。10年後にも先進的で人を引きつける業界であることが必須です。また、金融業界はこれまでのところまだ女性を活用しきれていないとも感じています。女性を含めた社内のダイバーシティへの取組みをさらに進め、様々な異なるバックグラウンドや適性を持った人材に、バークレイズを単なる職場としてではなく所属する魅力のある「コミュニティ」と捉え、長く勤めてもらうことは、社員のためのみならず確実に会社の収益にもつながります。単なる「一外資」ではなく「特別な外資」へとバークレイズを育てていきたいです。

  • 若者へのメッセージ

    広い世界ではとにかくEmpathy(他人の立場に立って思いやれる心)を持つことが重要です。若者には外(海外)に出て、全く違う価値観を持った人々に囲まれた状態にあえて自分を置いてほしいです。旧い仲間がいて居心地のいい住み慣れた環境から飛び出し、「阿吽の呼吸」も「忖度」も通用しない全くの外の世界で、多くの壁にぶつかってほしいです。理不尽な思いや思い通りにならない悔しい経験を通して、Empathyの大切さに気づくはずです。これができればどこでも仲間は作れますし、ひいてはLeadershipも発揮できます。自分自身も日本の常識や考え方が通用しない場所での多くの苦労がチャンスとなり、それをうまく生かせたからこそ今の仲間と自分があると確信してます。Innovative Disruptionの続くこれからの時代は、環境と自分自身を何度も乗り越える気概が必要です。若い皆さんには、海外でのチャレンジは必ず自分の成長のプラスになると信じて、あえて外の世界で壁にぶつかり乗り越え、厚みを増して帰ってきてほしいです。期待しています。

会社概要

企業名 バークレイズ証券株式会社
所在地 東京都東京都港区六本木6-10-1
六本木ヒルズ森タワー31F
業種 金融・保険
設立 1969年
資本金 329億4510万円
従業員 約500名
事業内容 金融機関、国際機関、各国政府、事業法人等の顧客に資金調達やリスク管理のソリューションを提供
URL http://www.barclays.co.jp/

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