株式会社マル善
石原 慎也

表現の世界から
一次産業へ

個人ブランド石原牛を展開するマル善。家業ではあるものの自分自身、継ぐという選択肢はなかった。父からの一言が賢者を動かし、声優という道から一次産業の世界へ飛び込んだ。そこで待ち受けていたのは、想像もしていなかった現実。困難を乗り越えた先に、賢者は何を目にしたのか。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 石原 慎也
会社名 株式会社マル善
出身地 鹿児島県
出生年 1989年
こだわり 時間のかかる料理を家族に振舞う
趣味 映像鑑賞と音楽(ギター・ドラム)、料理
特技 味や音の差を繊細に感じ取れる
休日の過ごし方 時間のかかる料理を家族に振舞う
座右の銘 死ぬこと以外はかすり傷
好きな食べ物 石原牛
尊敬できる人 榊原良子さん、亀山俊樹さん

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    高校まで地元(鹿児島県阿久根市)で過ごし、中学・高校では弓道部に所属。部活動中心の生活を送り、両方で全国大会に出場しました。大舞台に立つたびに強い緊張を感じましたが、その経験から「緊張は悪いものではない」と学びました。過度な緊張は判断を鈍らせますが、適度な緊張は集中力を高め、自分の力を引き出してくれます。本番の張り詰めた空気の中で、緊張を抑え込むのではなく受け入れ、楽しむこと。その姿勢は今の仕事や挑戦の場面でも大きな支えになっています。

  • 社会人時代

    私の夢は声優として活躍することでした。21歳で養成所の門を叩き、その年にデビュー、事務所にも所属し約10年間活動しました。しかし生活できるほどの成功には至りませんでした。それでも、普通に生きていては得られない貴重な経験を数多く積むことができました。恩人である亀山俊樹さん、師匠の榊原良子さんからいただいた言葉と姿勢は、今も私の軸となっています。結果以上に、挑戦し続けた時間そのものが、現在の自分を支えています。

  • 社長就任のきっかけとその当時

    30歳のとき、父である社長から声をかけられ、まずは一社員として家業に入りました。当時は声優として活動していましたが、収入は不安定で、将来に確かな見通しがあるとは言えない状況でした。結婚も考える中で、このままでは家族を守れないと強く感じ、人生の方向を決断しました。夢を追う立場から、支える側へ。その覚悟を胸に、入社後は現場に立ち、牛と向き合いながら肥育の基礎を一から学び直しました。

  • 現在の事業

    現在最も注力しているのは、SNSを通じた石原牛の発信と海外への輸出展開です。生産者自らが言葉を持ち、価値や背景を伝えることが重要だと考えています。また、畜産の現場のリアルも積極的に発信しています。華やかな部分だけでなく、日々の努力や課題も含めて伝えることで、正しい理解を広げたい。そして何より、共に畜産業を盛り上げてくれる仲間を増やしたい。次の世代へ誇れる産業としてつなげていくことが、私の使命です。

  • 今後の展望

    石原牛というブランドを、鹿児島から全国、そして世界へ広げていきたいと考えています。最終的には、「日本で一番有名なブランド牛」に育て上げることが私の目標です。ただ高級で美味しい和牛を届けるだけでなく、「生産者の顔が見える安心感」や「地元の誇り」まで伝わるブランドにしたい。そのために、育成技術や衛生管理をさらに磨き続けるとともに、EC販売やメディア発信にも力を注ぎ、一人でも多くの方に石原牛を知っていただけるよう取り組んでいます。ゆくゆくは、地元の若者が胸を張って働きたいと思える産業へ。黒毛和牛の未来を先頭に立って切り拓き、鹿児島という地域と共に成長していきます。

  • 若者へのメッセージ

    できるだけ多くの経験をし、自分の世界(視野)を広げてほしいです。無駄な知識、経験など存在しません。その一歩が、必ず自分の可能性を広げます。私自身、まったく別の世界から畜産に飛び込みましたが、挑戦と経験を積み重ねたからこそ今があります。やらずに後悔より、やって後悔。迷いながらでも動き続ければ、必ず景色は変わります。一人ひとりの経験と挑戦が、日本の未来を明るくする力になると思います。

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社マル善
所在地 鹿児島県阿久根市脇本12690-3
業種 農林水産
製造
卸売・小売
設立 2009年
資本金 100万円
従業員 17名
事業内容 黒毛和牛個人ブランド石原牛を展開、黒毛和牛の肥育・加工・販売
URL https://ishihara-gyu.jp/
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