KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

ケイナンクリーン株式会社
近江 則明

廃棄物を再エネへ環境と生活に光灯す経営者

世界規模で対策が必要とされている地球の温暖化問題。KENJAは生活の中で日々生み出される廃棄物処理の観点から、再生可能エネルギーの研究開発に力を注ぎ、地域の環境と人々の暮らしに、光を灯す。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 近江 則明
会社名 ケイナンクリーン株式会社
出身地 神奈川県
出生年 1966年
こだわり こだわらないこと
趣味 スノーボード、スキューバダイビング、バイク
特技 ヘリコプターの操縦
休日の過ごし方 家族と過ごす
座右の銘 諦めない限り失敗はない
好きな食べ物 珠洲の道の駅の塩釜でゆでたジャガイモ
尊敬できる人 室屋義秀

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    横浜市で生まれ、小学校は2回転校しました。最初の学校では友達が少なく、寂しさから外で遊ぶことが多かったです。そんな中でも、私は活発で元気いっぱいな子供でした。よく公園でサッカーや野球をして遊んだり、近所の友達と自転車に乗って冒険に出かけたりしていました。小学校を2回転校した後、新しい学校で友達をたくさん作ることができました。私は新しい友達と一緒に、毎日学校が終わると公園や河川敷で遊ぶことが楽しみでした。高校を卒業すると、私は航空系の学校に行くことを夢見ていましたが、経済的な理由で断念しました。しかし、その夢を諦めきれず、25歳のときにアメリカに渡り、カリフォルニアの航空学校に1年間通いました。そこで私はヘリコプターの免許を取得し、空を飛ぶことができる喜びを知りました。子供のころの楽しい思い出と、夢を追いかけて実現した経験は私の人生に大きな影響を与えています。

  • 社会人時代

    高校卒業後、実家の居酒屋での1年間の経験後、道路工事の現場作業員に転職しました。ここでは、トラックの運転や重機の操縦など様々な経験をすることができました。特に、大型重機を操縦することは非常に難しく、スリル満点の体験でした。その後、ヘリコプターのライセンスを取得するためにアメリカに渡り、カリフォルニアの航空学校で1年間の訓練を受けました。帰国後は、愛知県の会社で所有する自家用機の機長として働きました。航空会社ではなかったため、ヘリポートの申請や気象の確認など、飛行前の準備から飛行後の手続きまで全てを担当しました。この仕事には大きな責任が伴いましたが、同時に成長する機会でもありました。航空業界において、自分自身を成長させるためには、常に新しい知識や技術を身につける必要がありました。私の航空業界での経験は、私に自信を与え、新しいチャレンジに向けての意欲を高めました。

  • 社長就任のきっかけとその当時

    今の仕事に就いたのは、パイロット時代に同じ会社に勤めていた妻と結婚し、妻の⽗親が経営していたケイナンクリーンに後継者として⼊社したのがきっかけです。廃棄物処理業という、今まで経験したことのない業種への転職でしたが、あまり深く考えず将来⾃家⽤ヘリコプターが持てるかもしれないという軽い気持ちでした。パイロットとしての仕事は常に流動的で、常に新しい経験を与えてくれました。しかし、廃棄物処理会社の経営は安定性が⾼く、将来への安⼼感を与えてくれました。廃棄物処理業界に関する知識はありませんでしたが、成功するために必要なことを必死で学び、規制、マーケティング、競合他社など、さまざまなことを調べました。また、義⽗であるケイナンクリーン前社⻑と1対1で何度も話し合い、理解を深め、成功のための戦略を⽴てました。

  • 現在の事業

    どんな組織でも、その成功は従業員の献身的な努力にかかっており、その重要性を認識しています。現在、最も力を入れているのは、「社員が誇りを持って働ける会社」にすることです。現在、社員が経験を積み、必要なスキルを身につけながら、希望する資格を取得できる資格制度を取り組んでいます。この制度は、チームの能力を高め、最高の結果を出す機会を提供するために必要不可欠なものだと考えています。社員がさらに専門的な能力を高め、潜在能力を発揮するのにも役立つと思います。また、業界のイメージを刷新するための取り組みにも着手しています。これは、企業が成長し成功するための重要なステップであり、同業他社がどのように認識され、どのように活動するかという基準を作ることにつながります。私たちの目標は、従業員の利益を考慮しながら、業界をより高いレベルへと引き上げることです。

  • 今後の展望

    モルディブ大使館からモルディブでココナッツオイルから再生可能エネルギーを精製してほしいとのオファーがありました。そのための調査を今年度に開始する予定です。環境に配慮し、再生可能エネルギーを利用しようという動きが高まる中、将来的に画期的な事業となる可能性があります。会社の成長の将来的な展望と、モルディブの地域経済や環境に与える影響について探っていくことにします。大使館からオファーが来たというのは、大きな成長の可能性を秘めたエキサイティングな展開です。雇用と経済的利益をもたらすだけでなく、持続不可能なエネルギー生産の影響を軽減し、モルディブの地域環境の保護に貢献することができるのです。

  • 若者へのメッセージ

    ⽬標を持つことはとても⼤切です。⽬標を持つことで、⼈⽣に意味を持たせることができ、⾃分が何をしたいのかを明確にすることができます。そして、⽬標を達成するためには、計画を⽴て、その計画に向かって努⼒することが必要です。世の中のプレッシャーに圧倒されることもありますが休息が大切です。どんなときもポジティブな姿勢を保ち、最終的な⽬標に集中し、良いことも悪いことも含めて、すべての経験から学ぶことがあることを忘れないでください。⾃分を励まし、⾃信を持たせるために、自分が達成したことを振り返り、その上に積み重ねていくことです。最後に、具体的で現実的、かつ達成可能な⽬標に意欲を集中させることが、軌道修正につながります。⼈⽣には多くの困難がありますが、献⾝と忍耐があれば、どんな困難があっても、成功の雲の中に⽴っている⾃分に気づくことができます。皆さんも、⾃分の⽬標を持ち、チャレンジし続けてください。

COMPANY

会社概要

企業名 ケイナンクリーン株式会社
所在地 岐阜県恵那市岩村町富田2535番地の1
業種 その他
設立 1985年
資本金 3,450万円
従業員 45名
事業内容 廃棄物処理・リサイクルを軸に再生可能エネルギーの生産、バイオ関連製品の研究開発を行う。
URL https://www.keinan-clean.com/
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