PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 伊藤 秀二 |
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会社名 | カルビー株式会社 |
出身地 | 福島県 |
出生年 | 1957年 |
こだわり | 現場、全力、複雑にしない |
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趣味 | 読書、音楽鑑賞、車、温泉、ジョギング |
特技 | ストレスをためない様にすること! |
休日の過ごし方 | 休みがなかなかとれないので読書や、音楽を聴いてゆっくりリラックスすることが多いです。時間に余裕があれば、ジョギングをしています。 |
座右の銘 | 愛の反対は憎しみではなく、無関心(マザー・テレサ) |
心に残る本 | 「徳川家康」(山岡荘八) |
尊敬できる人 | ロバート・フリップ氏 |
現在の仕事の魅力と苦労 | 「食」の仕事は世界中にひろがり、社会に役立ち「楽しさ」を提供できることが魅力です。大変やりがいを感じますので、苦労はありますが乗り越えることができます。 |
日本を背負う若者へのメッセージ | 自立的実行力をつけよう!行動そして学習そして行動このサイクルを回していくことが大切。行動だけでもだめ、また学習だけでもだめ。そして他人事にしないことが重要です。 |
HISTORY
賢者ヒストリー
福島の田舎町で野山を相手にのびのびと育ちました。共働き家庭であり、好きなことをして過ごしていました。小学校までは委員や児童会長などをしていましたが、中学では、部活や遊びに時間を使い、このころ家にステレオが入り、ラジカセを手に入れ、音楽を聞くことに興味を持ち始めました。勉強の割には成績もそこそこでした。高校に入ってからは音楽、映画、本との時間が長くなりました。気がつくと成績は・・・。当時母校は男子校で、学生服に長髪、下駄姿といういでたちで、身も心もバンカラな青春時代でした。大学から上京し、一人暮らしをはじめました。高校の延長で音楽、映画、本に加え、それらの原資を得るためにアルバイトに時間を費やしました。マーケティングに興味を持ちはじめたのがちょうどこの時期です。
何事にも興味を持ち、与えられた仕事をとにかく一生懸命するのがモットーです。名古屋工場、北海道での馬鈴しょ収穫作業、群馬、埼玉での営業と、それぞれ初めての仕事が面白く、時を忘れるほど仕事に集中していたように思います。それぞれ小さな仕事でしたが、先輩や上司そしてお得意先からとてもかわいがっていただき、成果もあげていました。それ以降は、主に会社のPJや新規に立ち上げた部門の仕事をしてきました。シリアルビジネス、新営業体制、経営企画(予算制度、中期計画)、事業のS&B、消費者部門、と様々な体験をしました。そのなかで社内や業界以外の方々と交渉をする必要が生じ、社内外の多くの方と接触しながら仕事を進め、一定の影響を会社に残せたことが印象に残っています。
マーケティング担当の取締役常務執行役員のときに、当時の社長に呼ばれ、社長候補として面談をしたいと言われました。ビックリというより、「なにが起こったのか!」という感じでした。数週間後、カルビーの将来についてプレゼンテーションをし、その数日後正式に取締役会に諮る旨を伝えられました。その間のことは緊張のせいか、あまり記憶にありません。
4月に社長就任が発表され、6月末の株主総会後就任ということになりました。創業60周年に大きな革新を目指し、会長兼CEOに就任する松本さんと、変革をどう進めていくかの打ち合わせを4月から入念に行いました。同時にトップマネジメントに関する様々なことの指導を頂きました。大変感謝しています。会社全体の棚卸しから着手し、何をやめ、何を残し、何を変えるかを洗いだしました。私自身のメッセージは「自立的実行力をつける」でした。そのために「簡素化、透明化、分権化」を進めることを革新の方向性としました。そして、私のコミットメントをメッセージとして公開しました。2009年度の経営計画、仕事の5分の3は現場で行う、会議を半分にする等々。新ガバナンス体制、ペプシコとの業務提携、本社移転、組織統合、などを進め、2011年3月11日東証1部上場を実現。そしてその午後、東日本大震災が発生し、対策本部長に就任、といった激動の日々でした。
カルビーグループの成長戦略を一日でも早く実現に向けて進めていくこと、その成長戦略をより大きな夢として描き続けることです。
COMPANY
会社概要
企業名 | カルビー株式会社 |
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所在地 | 東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館22F |
業種 | サービス - コンサルタント |
設立 | 1949年 |
資本金 | 119億7,500万円(2015年3月末現在) |
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従業員 | 3,477名(2015年3月末現在) |
事業内容 | 菓子・食品の製造・販売 |
URL | http://www.calbee.co.jp |