KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社U-NEXT HOLDINGS
宇野 康秀

未来を諦めない

音楽配信を軸に、時代を先取りした事業を広げてきた賢者。しかしその裏には、違法企業と呼ばれた過去の重圧があった。重なる衝突と、語り続けた言葉。その向こう側に、確かに見据えた未来とは。

SHARE

PROFILE

賢者プロフィール

氏名 宇野 康秀
会社名 株式会社U-NEXT HOLDINGS
出身地 大阪府
出生年 1963年
趣味 登山、トライアスロン
特技 料理
休日の過ごし方 スポーツや旅行をして過ごしています。最近はスノボに行くことが多いです。
座右の銘 人間万事塞翁が馬
好きな食べ物 お好み焼き
尊敬できる人 松下 幸之助
こだわり 諦めないこと

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    不思議に感じるかもしれませんが、小さいときから「自分はなんで生まれてきたんだろう」「なんで死ぬんだろう」ということをよく考える子供でした。生まれてきたからには、何かをやらないと意味がない。今でもそう考えています。だから働いている。生きる意味を感じるために働いているんです。

  • 社会人時代

    1988年、旧リクルートコスモスに入社しました。これも起業のための修学という意味合いで入社し、いいところは自分の会社でも活かそうと考えていました。リクルートグループは、当時から社員のやる気を引き出させて一つの目標に向かってみんなで突き進むような風土・文化づくりがすごくうまい会社でした。

  • 起業のきっかけ

    1989年、インテリジェンス(現パーソルキャリア)を起業した時も、リクルート時代の社風や文化は大いに参考にさせてもらいました。インテリジェンスは人材コンサルティングを主に事業としていたのですが、バブル崩壊の影響で売り手市場だった状況が、まったく逆転してしまいました。大手企業が採用を抑制・コストを削減してしまう時代です。この時は、何とか二桁成長を続けられてはいたのですが、決して楽ではなかったですね。急な坂を登っていくような感覚でした。11年目の2000年には上場も果たし、「売上一千億円・社員数一千名を目指す」と掲げた目標も達成しました。その時には、苦しい時代を耐えきった甲斐があったと感じました。その折に、父が余命宣告を受け、大阪有線放送社(現U-NEXT HOLDINGS)を継いでくれないかと話がありました。父の会社には様々な課題がありましたが、社員さんが今まで頑張ってくれたおかげで自分も大学まで通うことができたのだと考えると、決して他人事とは思えませんでした。そこで「正常化」と称し、社内の様々な課題を解決することを手がけました。最初はコストもかかるため、社員から心配の声もあったのですが、徐々にうまく進んでいくと、社員も会社に対しての自信を取り戻してくれました。2001年には上場することができ、困難なことがあっても「やればできるんだ」という感覚が社員全体にも根付いてきたと思います。

  • 現在の事業

    私たちはコーポレートスローガンとして「必要とされる次へ。」という言葉を掲げています。私たちはまさに、変化を加速させる役割でありたいと思っています。たとえ時代が変わっても、必要とされる会社でいたいです。U-NEXTがないとここができないよね、と言われるような役回りは果たせると思っています。

  • 今後の目標

    ある目的・目標を達成するために、当然一人の力では限界がありますので、一緒に働いて目標を目指すチームが必要になってきます。それが会社となって、チームの人たちが働きやすくなる環境を作っていく器として機能すべきです。したがって、会社に人格があるのではなく、チームに人格がある必要があります。それを快適に、円滑にするための箱が会社だと思います。

  • 若者へのメッセージ

    今まであった、こういう人が仕事ができる・できないという概念は全く通用せず、むしろ多様的な、それぞれの個性が必要とされる時代に変わっていくと思います。自分の中に自分らしさを見つけて、是非社会を楽しんでいただきたいと思います。

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社U-NEXT HOLDINGS
所在地 東京都品川区上大崎3-1-1
目黒セントラルスクエア
業種 情報通信 - 通信
設立 2009年
資本金 9,641万円(2021年8月31日現在)
従業員 4,692名 (2021年8月31日現在)
事業内容 グループ会社の経営管理など
URL https://usen-next.co.jp
{

RELATED MOVIES

関連動画