PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 大久保 秀夫 |
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会社名 | 株式会社フォーバル |
出身地 | 東京都 |
出生年 | 1954年 |
年 表 | |
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1954年 0歳 | 東京都に生まれる |
1977年 22歳 | 國學院大学學法学部卒業 4月 婦人服メーカーに入社 |
1980年 25歳 | 5月 婦人服メーカーを退社、外資系英会話教材販売会社に入社 9月 新日本工販株式会社(現株式会社フォーバル)設立 電話機販売の自由化への挑戦、ビジネスホンの販売を開始電電公社(現NTT)独占の販売市場に参入 |
1985年 30歳 | 電電公社の民営化(NTT)により通信端末が自由化 |
1987年 32歳 | 市外料金の値下げへの挑戦ソフトバンクと共同でNCC・BOX事業を開始 |
1988年 33歳 | 11月 日本最短記録(当時)で店頭登録銘柄(現 ジャスダック)として株式を公開 |
1990年 35歳 | スーパーディスプレイホン(SDP・液晶画面付き多機能電話機)を販売 |
1991年 36歳 | 10月 株式会社フォーバルに社名変更 |
1995年 40歳 | 国際料金の値下げへの挑戦 4月 フォーバル・インターナショナル・テレコミュニケーションズ株式会社(現株式会社フォーバルテレコム)設立 |
2000年 45歳 | 3月 「アントレプレナー採用(独立・起業支援制度)」の募集をスタート |
2002年 47歳 | 市内料金の値下げへの挑戦、ビー・ビー・コミュニケーションズ株式会社を設立 |
2003年 48歳 | 回線基本料の自由化への挑戦、中小規模事業者向け光ファイバー&IP電話”FTフォン”サービス開始 |
2005年 50歳 | 3月 「アントレプレナー採用」のメンバー2名が起業 |
HISTORY
賢者ヒストリー
大きな交通事故を経験しましたが、けがの後遺症を克服し、学生時代は陸上選手として活躍していました。
人事部に配属されましたが、年功序列の日本的サラリーマン社会に嫌気が差し、3年後退社しました。
1ヶ月で全国2千人中2位に!婦人服メーカーの時の年収を超え、月収は200万円でした!しかし、社長と人材育成を巡って喧嘩しました。「人を育てろ」という社長に、「固定給を1円も払わずに人を育てろはおかしい!」 と。結果的にサラリーマンとしては挫折の連続でした。
妻からの一言、「あなたは人に使われるタイプじゃない」 「理想の会社を目指して自分で会社を作ればいいじゃない」との言葉で、会社設立を決意。資本金100万円、家賃10万円、妻を含めて8人の会社を設立しました。
会社設立直前、アルバイトで電話機販売というビジネスを知りました。 1台目の電話機は電電公社(現NTT)から貸与。2台目以降は民間の製品でもよいというビジネスモデルを発見しました。 英会話の教材販売で鍛えた腕で飛び込み営業をし、初日に50件回って3件の注文を取りました(※当時、平均契約数は月4〜5件)。
新しいあたりまえ 1.電話機は好きなメーカー・機種を選べる。 お客様に従来よりも良い商品をより安く提供できるため、大きなビジネスチャンスを感じ、起業したものの、「信用が出来ない!」 「うさんくさい!」と思われて売れませんでした。
「10年間無料保証」です。 リース販売を武器に電話機は電電公社のものという常識を打破する「新しいあたりまえ」創りに挑戦しました。 フォーバルの提案する「新しいあたりまえ」とは、製品・サービスを提供する大手メーカーやキャリアではなく、これらを実際に利用するユーザーの立場から情報通信業界が抱える矛盾、問題点を打破するために考えた新しいビジネスモデルです。
24名中20名の営業マンが退社してしまったんです。競合会社からの引き抜きでした。引き抜いた男の言葉に激怒し、私は鬼になりました!
新しいあたりまえ 2.アダプターをつけるだけで、長距離通話料が割安に。 当時長距離通話400円が現在では、80円に!
フォーバルは、ハードの自由化達成に続き、通信回線の自由化を促進するため、33億円の開発費を投じて、NCC・BOX(全自動新電電選択アダプター)事業に参入しました。独占市場であった日本の情報通信業界に競争原理をもたらし、ユーザーメリットを拡大しました。 当時の長距離通話は400円でしたが、現在では80円にまで値下げが進みました。 自動的に一番安い回線を選択しましたからね。フォーバルはメーカーの代理店ではなくお客様の代理店ですから。
商品が出荷できない!という状態になってしまって。ライバル会社から商品を仕入れ、逆さやでお客様に納品しました。創業以来、初の赤字を計上しました。
社名を「新日本工販株式会社」から「株式会社フォーバル」に変更しました。社名の由来は、「For Social Value」からの造語で、「社会価値創出企業を目指す=FORVAL」を意味します。
新しいあたりまえ 3.国際電話も低価格に、請求書も一括で便利になる。
NCC・BOXにより市外通話は自由競争が進み大幅に値下げされました。 しかし、国際通話は高止まりしていました。フォーバルは、ニューヨークの専用線を経由して、通話を日本発ではなく料金の安い米国発として取り扱うことで、国際通話料金の大幅な値下げを実現しました! フォーバルのfitコールは、市内、県内市外、県外、国際、携帯を問わずワンストップでもっとも安い電話回線を自動的に利用でき、支払いはワンビリングでとても便利です。
新しいあたりまえ 4.日本全国3分7.5円、ユーザー同士は通話無料。
ブロードバンドインフラを活用した先進の電話サービス「BBフォン」の法人向け販売をスタートしました。フォーバルは他社に先駆け、旧来の通信サービスからIP電話&ブロードバンド・サービスへとシフトしました。 日本全国3分7.5円(ユーザー同士は通話料無料)を実現。
新しいあたりまえ 5.光ファイバー&IP電話でNTT基本料金が不要。
FTフォンは、IP電話と光ファイバーならびに専用のIP電話端末をオール・イン・ワンで提供するブロードバンド通信サービスです。 従来の電話番号をそのまま使える、コストを抑えながら光ファイバーを導入できるなど、他社のIP電話や光ファイバーが抱えていた導入障壁を日本で初めてクリアしました。すでに約1万社の中小規模事業者のお客様が利用しています。
フォーバルは、一般の採用とは別に入社3年後、もしくは5年後の独立・起業することを前提とした特別採用制度を導入しています。 2005年3月末、メンバー2名が独立・起業しました。
「アントレプレナー採用」制度は、新規採用活動において、他社との差別化やフォーバルのイメージ・アップに大きく貢献しており、優秀な人材を確保するための大きなアドバンテージとなっています。 また、「アントレプレナー採用」制度を継続し、日本の将来を背負っていける若い起業家を数多く輩出していく事で、日本経済の活性化に貢献していきたいと考えています。
フォーバルは、情報通信業界において常識にとらわれない視点から、利用者の不便や矛盾を解消する新しいビジネスモデルを提案し続けてきました。 関係者がWin−Winになるシチュエーションを作る事で、お客様や取引先の支持を集めています。また私は、新しい事業を始める際は、必ず机上で100%の構想をまとめ上げることが出来なければ参入しません。
「新しいあたりまえ」も、時が経ち世の中に浸透すれば「ただのあたりまえ」になります。創業28年を迎える今、フォーバルは、独占的な日本の情報通信業界に競争原理をもたらした28年前の初心に返り、「新しいあたりまえ」を創造し続けます!
COMPANY
会社概要
企業名 | 株式会社フォーバル |
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所在地 | 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル14F |
業種 | 情報通信 - 通信 |
情報通信 - 情報処理・提供サービス | |
設立 | 1980年 |
資本金 | 41億5,000万円 |
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従業員 | 1,024名(連結、2011年3月現在) |
事業内容 | 情報通信機器の販売・保守、通信サービス、ブロードバンド関連サービス等 |
URL | http://www.forval.co.jp |