KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社ホリプロ
堀 威夫

「またあいつに会いたい」そんな人になる。それだけの事だよ。

きらびやかなステージ。その舞台裏で、多くの人が泣き笑う。だからこそ、彼等の活躍に僕らは夢を求め憧れる。時代に敏感に左右される業界だからこそ、チャンスもピンチも同時に背負って行くリスクがある。時代に勝つ力を僕らはどんな世界でも持たなければならない。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 堀 威夫
会社名 株式会社ホリプロ
出身地 神奈川県
出生年 1932年
こだわり 健康
趣味 ゴルフ、読書、スキューバダイビング
特技 特にないが、強いて挙げればたくあん漬け
休日の過ごし方 整理整頓
座右の銘 いつだって青春
心に残る本 「人を動かす」デールカーネギー
現在の仕事の魅力と苦労 好きなことがそのまま仕事になる幸せ。なんの場合でもそれなりの苦労は有る。
日本を背負う若者へのメッセージ ポジティヴな「若気の至り」を勇気を持って!!

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少〜学生時代

    幼少期は歴史の波に翻弄されたという感じでしたね。戦争が終わり、中学生になったある日ラジオから流れる「湯の町エレジー」という曲をきっかけにギターに興味を持ったんです。敗戦に打ちひしがれている日本では当時明るい音楽ばかりが好んで聞かれていましたが、この曲は違っていて。前奏からギター一本で哀愁漂う響きなんです。このメロディーが私の子供心に響いたんでしょうね。そこでギターが欲しくなってしまったんです。必死にバイトでお金を貯めてギターを購入しました。それもあって、高校生になったときにはバンドを組むようになっていました。やがて大学生になって、偶然友人の中に音楽関係の人がいて、また音楽と出会うことになりました。学生ばかりで構成されたバンド「ワゴン・マスターズ」に参加していました。この頃は朝鮮戦争が勃発していた時期でした。米兵達は数週間戦地で従軍すると1週間ほど休暇をもらい、横浜のキャンプ周辺にあるクラブで過ごしていました。またいずれ戦地に戻る彼らは有り金を全部使ってしまうため、我々のバンドは思わぬ景気に沸いたことがありました。

  • 社会人時代

    ワゴン・マスターズの伝統で大学を卒業したら、退団するというしきたりがありました。大学を卒業した時はちょうど朝鮮特需が終わった時で、日本は不況でした。マスコミや映画の業界に興味があり、文化放送でアルバイトをしましたがついに就職するには至らず再びバンド活動を始めました。

  • 起業したきっかけ

    スイング・ウエストというバンドで出発し、バンドでプレイしながらマネージメントを行ったりしていました。このときに自分たちが考えたウエスタン・カーニバルでの出来事がきっかけとなり、ある時自分たちの「質」のみで勝負をしていても仕方がない、「質」と「量」は両方があいまって初めて力になる、ということに気がついたのです。そして、次なる人たちを育てなければいけないと思いました。長男の誕生を一つのきっかけに、バンドマンを辞めてマネージメントに専念することにしました。

  • 起業当初

    プレイングマネジメントをやっていたときに会社を起こしたものの、若くて「社長」になるのが照れくさくて、代表権を他人に委託していました。すると、いつの間にか会社が乗っ取られていたんです。それを教訓にして、今度は自分の責任でかつ名前も付けて会社を起こそうと思いました。表方から裏方に専念することを決意して、堀プロダクションが始まりました。この仕事は常に倒産するかもしれないという恐怖が伴う仕事だと思います。実は起業当初は「若気の至り」の連続だったんです。若かったからできたこともたくさんあります。成功を確信できた出来事は少ないですが、グループサウンズブームは「これはくるぞ」という気持ちを持っていました。つまり、プロダクションの仕事は、仮説とその検証の繰り返しなんです。やはりプロダクションが継続できた要因には、「縁」を大切にしてきたことがあると思います。

  • 今後の目標

    時代とともに移り変わる社会のさまざまなニーズに的確に対応しながら、これからもあらゆる才能を多角的な戦略でプロモートする総合エンターテイメント企業として、感動を創造し続け大衆文化の向上に貢献し続けていきます。

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社ホリプロ
所在地 東京都目黒区下目黒1-2-5
業種 サービス - その他
設立 1963年
資本金 45億8300万円
従業員 257名(2011年3月現在)
事業内容 芸能プロダクション、CM・テレビ番組制作他
URL http://www.horipro.co.jp/
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