PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 北尾 吉孝 |
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会社名 | SBIホールディングス株式会社 |
出身地 | 兵庫県 |
出生年 | 1951年 |
こだわり | 健康管理 |
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趣味 | 中国古典、読書、古美術収集 |
休日の過ごし方 | 読書 |
座右の銘 | 「天行健なり。君子は以て自彊してやまず」(『易経』) |
心に残る本 | 『いかに生くべきか 東洋倫理概論』安岡正篤、『修身教授録』森信三 |
尊敬できる人 | 安岡正篤、森信三、渋沢栄一 |
現在の仕事の魅力と苦労 | インターネット金融の分野は、インターネットの進化とともにマーケットも大きくなっていく分野です。それが最大の魅力であり、苦労はありません。 |
日本を背負う若者へのメッセージ | いつ何が起きるか分からない世の中で皆さんには時間を大切にしてほしいですね。与えられた本業をまっとうしてほしいです。学生に与えられた本業は勉強ですよ。社会勉強は社会に出たら大いにできるのだから、学生にしかできないことを思いっきりやって欲しいと思います。 |
HISTORY
賢者ヒストリー
船場の商人の家に生まれました。成績も含め、いたって普通の子どもでした。高校時代は医者に憧れ大学は医学部に進みたいと思っていましたが、慶応義塾大学の経済学部へ進学しました。東大紛争により入試が中止になったことで、ひとまず合格した慶応義塾大学へ入学し経済の勉強を始めました。そして、経済の魅力に惹かれ勉強に没頭しました。経済構造が変わると社会が変わることを知って、ものの見方や考え方が磨かれたような気がします。
大学卒業後、野村證券に入社しました。入社後、総合企画室に配属になり、会議の書記を務めながら今会社の中でどんなことが問題になっているのか、誰がどんな役割を担っているのかといったことを学んでいきました。その後、ケンブリッジ大学経済学部へ留学し、海外で外交周りをしました。自分を信用してもらうために相手が何を求めているのかをすごく考えましたし、誠実に相手と信頼関係を築くよう心がけていました。21年間野村證券に在籍しましたが、現ソフトバンクの孫社長と出会いました。出会うべきタイミングで出会ったのだと今考えれば思います。
ソフトバンク社の純粋持株会社化を背景に、1999年4月ソフトバンク社管理本部の55名を率いてソフトバンク・ファイナンスを設立しました。日本のインターネットビジネスの先導役であるソフトバンクの経営を通じ、また当時この分野で先行していた多くの米国インターネット・カンパニーと接した体験によって、私はインターネットに内在する強大な破壊力を実感していました。しかもそれは金融業ときわめて親和性が高く、インターネットとの融合をもってすれば、それまでの日本の金融業界のいびつな秩序やシステムを根柢から変革するような新しい金融商品やサービスの提供が可能になると確信するようになりました。ソフトバンク・ファイナンスの事業ドメインを金融事業に据え、インターネットを機軸に金融業界に大きな楔を打ち込みたいと考えたのが直接のきっかけとなりました。
私は、苦労を苦労と感じたことがありません。ありのままを天命と受け止め事業を行っています。
グループ企業間のシナジーを徹底追求していくとともに、さまざまな金融商品を扱う店舗「SBIマネープラザ」も全国的に展開し、「ネット」と「リアル」の両面での金融のワンストップサービスを提供することで、さらなる「顧客中心主義」の実現を目指したいと思います。また、「日本のSBIから世界のSBIへ」アジアを中心とした成長力のある新興国等において現地有力パートナーとの提携を通じて海外での企業育成を行っていきたいです。それとともに、これまで国内で培ってきたインターネット総合金融グループとしてのノウハウを海外に移植していくことで、世界に貢献できる企業グループの形成を目指します。
COMPANY
会社概要
企業名 | SBIホールディングス株式会社 |
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所在地 | 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー19F |
業種 | 情報通信 - インターネット付随サービス |
金融・保険 | |
サービス - その他 | |
設立 | 1999年 |
資本金 | 816億6,300万円 |
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従業員 | 3,267名(連結) |
事業内容 | 投資事業、証券・銀行・損害保険等の金融サービス/ITサービス各事業を中心とした企業グループの統括・運営等 |
URL | http://www.sbigroup.co.jp/ |