ワタナベフーマック株式会社
渡邊 将博

ぶれない軸、
三現主義。

代々続く会社に就職した賢者。 その先で目にしたのは、先輩たちが大事にしてきた「三現主義」という考え方。 現場、現実、現物…あらゆる場面でその大切さを感じ取った賢者は、企業の新 たな挑戦を後押しする力を手に入れた。

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賢者プロフィール

氏名 渡邊 将博
会社名 ワタナベフーマック株式会社
出身地 愛知県
出生年 1975年
趣味 読書、ゴルフ
休日の過ごし方 家族との時間を楽しむ
座右の銘 Think Globally,Act Locally
好きな食べ物 お肉
尊敬できる人 祖父母、両親

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代について

    創業者である祖父、祖母、両親と男3兄弟の7人家族、一つ屋根の下で育ちました。母方の祖父も会社経営をしていたこともあり、長男である私は両祖父から跡を継ぐという事を無意識のうちに刷り込まれて育ったんだと思います。自分自身もなんとなくそうなんだと思っていた事もあり、恥ずかしい話ですが夢がないまま育ってしまいました。中学の時にデンマークで1ヵ月間のホームステイをした事をきっかけに海外へ興味を抱くようになり、大学受験では挫折を味わいましたが、結果的に国際関係学部へ進学しました。在学中に通関士の資格を取りましたが、自身の実力不足と就職氷河期も重なり、就職はかなわずNPO法人Up With Peopleに参加し、1年間アメリカ、ヨーロッパでボランティア活動に従事しました。夢を抱けなかった私ですが、その1年間の様々な経験により、事業承継に向き合う覚悟が芽生えてきました。帰国後すぐに当社へ入社させてもらう事になりました。

  • 社会人時代について

    入社後は各部署での研修後、総務部に配属されましたが1年も経たないうちに、横浜の営業所へ転勤となり、更にその10ヶ月後には仙台へ転勤。横浜、仙台では三現主義(現場・現物・現実)を学びました。その後営業本部へ配属され、展示会をはじめ様々な営業企画に携わり、全国の営業所、代理店の皆様と本社の生産部門とのつなぎ役として奔走しました。当時食肉業界では逆風の状況が続き大変な想いをしましたが、世代の近い先輩後輩達と共に、辛い中でも楽しみながら仕事に取組んでいました。2013年から上海の販社に出向。併せて河北省の工場の総経理も兼任。商習慣の違いに戸惑いながらも中国全土をかけ巡りました。経験したことのない出来事ばかりが起きましたが、海外駐在だからこその出会いやご縁に恵まれ、また帯同してくれた家族にも支えられました。帰任後は副社長として主に管理本部における、採用や人財育成など人事面に注力してきました。

  • 社長就任のきっかけとその当時について

    当社の創業80周年の節目に当たる2018年に社長就任となりました。創業者世代から言えば三世代目、初代社長から数えて5代目となります。創業者である祖父は、初代社長に長兄をたて2代目社長となり、創業50周年の節目で第二世代である私の父に3代目社長をバトンタッチしました。その後20年父が社長を務め、同じく節目の創業70周年の年に、弟(私の叔父にあたります)へ4代目社長をバトンタッチしました。先代の社長(叔父)も節目での世代交代を明言しておりましたので、全社的にもその方向性を共有して頂けていたと思います。先代の社長が中国事業へ注力していた事もあり、承継するには同じく中国においても三現主義を肌で感じる必要があるとの事から、中国関連会社への出向のチャンスを頂きました。帰任後は承継前に副社長として管理部門担当役員となり、グループ会社を含めた経営企画を俯瞰的な視野で立てられるよう経験を積ませていただきました。

  • 現在の事業において

    現在様々な技術革新と同時にライフワークバランス、働き方改革など、価値観の変容、パラダイムシフトも加速度的に起きています。この変化への対応をより速く確実にしていく為には、お肉を速く確実に切るスライサーの刃物軸の様に「ぶれない」ことが大切です。当社には創業世代からの「信頼、技心、調和」という社是があり、第二世代から掲げている「すくすく、わくわく、るんるん」というイメージ目標があり、現在では「スライサーへのこだわり、そして新たなる挑戦」をモットーに掲げておりますが、これらを「ぶれない軸」としています。お取引先様との信頼関係の為、常に技術を高める心を持ち、調和のとれた社会貢献を目指す。また社員一人一人がすくすく成長し、わくわくする仕事に挑戦し、るんるんと心のはずむ環境を整える。そしてコア事業であるスライサーへのこだわりを持ち、新たなる挑戦をし続ける。世代を紡いできた「ぶれない軸」を大切にしています。

  • 今後の目標

    企業は永続が使命と言われます。私共の世代において百年企業へ持って行く事が絶対的使命です。その為には「強い者が生き残るのではない、賢い者が生き残るのでもない、変化に対応できる者が生き残るのだ」と、ダーウィンの進化論でもある様に、変化に対応しなければなりません。その具体的な展開として2つ。1つ目は更なるグローバル展開です。日本では人口減少による市場の縮小が懸念される一方で、海外へ目を向ければ世界人口は増加傾向にあります。Think Globally , Act Locally!というコンセプトを軸に、自社製品における国際安全規格への適合を推進し、さらなるグローバル展開を進めてまいります。2つ目はメーカーとしての原点である「お客様目線のモノづくり」です。例えば省人省力化や生産性向上など、お客様の抱える課題を解決する為の手法として、日々進化するロボット技術やIoT、AI等の先進技術の導入を推進し、スライサーを通じてお肉の未来を切り開きます。

  • 日本を背負う若者へのメッセージ

    色々な経験を積極的に積んでいって欲しいと思います。経験で得たものは確実に自分のものとなり、誰にも奪われることはありません。失敗も成功も全て人生の糧となります。過去の失敗を恐れていては前へ進めません。過去の成功に慢心すると成長はありません。未来は過去から学び、今のあなた自身が作っていくものです。人生は難が有るから、有難いのかもしれません。色々なことに積極的に挑戦し、たくさんの経験を積んでいってください。

会社概要

企業名 ワタナベフーマック株式会社
所在地 愛知県名古屋市中川区露橋2-12-26
業種 製造
設立 1938年
資本金 4,950万円
従業員 160名(2018年4月現在)
事業内容 食肉加工機械の開発、製造、販売、メンテナンスの他、食品加工場のエンジニアリング事業
URL http://www.foodmach.co.jp

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