KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

日清紡ホールディングス株式会社
河田 正也

企業=人

創業113年の歴史ある日清紡を率いる賢者。 紡績会社からスタートした同社グループは 今や無線・通信、マイクロデバイス、ブレーキ用摩擦材など繊維以外の部門で大きく成長している。その成長のキーマンとなったのが賢者。会社と会社を、結びつける賢者の極意に迫る。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 河田 正也
会社名 日清紡ホールディングス株式会社
出身地 山口県
出生年 1952年
こだわり 明るく誠実に
趣味 絵画鑑賞、音楽鑑賞
休日の過ごし方 (予定ない時は)ジョギング、雑読
座右の銘 知識、見識、胆識
尊敬できる人 吉田松陰

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期〜学生時代

    小・中・高校と、級長やクラス委員、生徒会長といった役回りが多く、全体への目配りは自然と身に付きました。中学時代「自分の力で判断し、行動して、常に生きることにまじめである人間を目指しなさい」との恩師の言葉が印象に残っています。

  • 社会人時代

    1981年富山赴任直後の冬は「56豪雪」が猛威を振るい、地域への影響は甚大でした。工場周辺もあっという間に積雪2m、日中は除雪作業の傍らの業務、社宅に戻ればひと休みして夜遅くに屋根の雪おろしといった日々でした。操業や施設の維持復旧のため、各地から多くの応援者がかけつける中、当時の工場長や上司の毅然としたリーダーシップや周囲を鼓舞する姿にも多くを学びました。現地や現場を知る重要性も改めて実感し、その後も多くの転勤転籍を経験することで、現地現場に入り込む努力のベースになったとも言えます。

  • 社長就任のきっかけ

    数ヵ月前に社長から伝えられました。決定の経緯は聞いていません。強く予想していたわけでもありませんが、伝えられた時、重責を担う以上覚悟をもって取り組もうとの思いで、受けました。

  • 現在の事業

    企業理念「挑戦と変革。地球と人びとの未来を創る。」の展開です。組織風土の変革を通して、さらなる企業価値の向上を目指します。グローバル経営力、グループ経営力、ガバナンス力を高め、多様性を有効に発揮して、業績向上への体質転換を行っていきます。

  • 今後の展望

    「環境・エネルギーカンパニー」グループとして、「モビリティ」「インフラストラクチャー&セーフティー」「ライフ&ヘルスケア」を戦略的事業領域に定め、「モノ」をベースに「コト」「サービス」を強化して、デジタリゼーションの時代に果敢に挑戦して、変わらざるために変わり続けていきます。

  • 日本を背負う若者へメッセージ

    広く外に目をむけて、いい形で刺激を吸収し、成長の糧にしてほしいと思います。物事は一面で決められるわけではなく、複眼的視点を持つことが大切です。一個人の力は限られていても、他者も自分も活かしあう中で、自らの発信力を高め、多くの人たちを巻き込んでいけるWIN-WINの関係を大切にしてもらいたいと思います。

COMPANY

会社概要

企業名 日清紡ホールディングス株式会社
所在地 東京都中央区日本橋人形町2丁目31−11
業種 製造
設立 1907年
資本金 27,639百万円
従業員 連結22,850名
事業内容 無線・通信、マイクロデバイス、ブレーキ用摩擦材、精密機器、化学品、繊維、不動産ほか
URL http://www.nisshinbo.co.jp/
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