株式会社メタップス

佐藤航陽

この映像・情報は 2016年10月当時のものです

独学と我流

自分で決めて自分でやるという「独学と我流」を極めいる賢者。その思いの強さが会社を運営する上での哲学にも結びついている。賢者が導き出す、新たな世界とは?

氏名	佐藤航陽
会社名	株式会社メタップス
出身地	福島県
出生年	1986年

趣味	散歩
特技	芸術（描く、造る、デザインする）
休日の過ごし方	考えごと
座右の銘	どこかにたどり着きたいと欲するならば、今いるところには留まらないことを決心しなければならない
心に残る本	『ポスト・ヒューマン』レイ・カーツワイル氏
尊敬できる人	ガリレオ・ガリレイ、アインシュタイン
現在の仕事の魅力と苦労	事業を通して世界を理解できることが魅力で好奇心を保つためのモチベーションのコントロールが苦労に感じます。

HISTORY
賢者ヒストリー

幼少～学生時代

教えられないのが教えでした。自分で決めて自分で行動をするというのがありました。なので何をしても、何になってもいいんです。そして口出しもされませんでした。とはいえ、そのプロセスにいくまでの計画だったり、必要なリソースなども自分自身で用意しました。そうゆう環境だったからこそ、考える癖が身に付きました。何をしなくてはいけないかというよりか何をしたいかを常に考えることができる環境でした。
起業のきっかけ

今の仕組みがベストではないと思っていました。いろんな人が改善を繰り返して、今の仕組みがあるので、確かにベターなものではあるかもしれないけれども、自分だったらもう少し良いものを作れるんではないかと思っていました。周りの人はそうとは思っていなかったので、これは私の使命なのではないかと感じていました。それが法律というアプローチを最初に選んだ理由ですが、徐々に視野が広がるうちに、必ずしも法律の分野だけではないなと気が付き、起業をしようと思いました。
起業当初

会社を作ろうと思った際に、インターネット業界しか選択肢としてないなと思っていました。パソコンを購入し、あとは基本的なウェブサイトの作成方法を学んで、2006年の終わりくらいで起業しました。友達の家にいて朝から晩まで作って、たまにアポイントがあって外に行って、受注してきたらそれをつくって、わからないことは本屋いって買ってきて見ながら作ってのその繰り返しですね。webサイトに対する知識や、そもそも会社とは何だろう、経理とか法人を運営するということはどういうことなんだっけということ自体が初めてなんで、トライアンドエラーを繰り返してやってました。人からなにかを教えてもらった方が早いと思われますが、自分で学ぶことによって本当にこの状態がベストかどうかと疑う力を養うことが出来るので、本質を見抜くことができるようになります。自分で学ぶことで、どこが肝でどこが不要なのかという見分ける力というのはものすごくつきますね。
今後の目標

大体ピースが整ってきたと思っているので、最終的には新しい経済圏を作ろうと思っています。資本主義に対して疑問を持っていたので、もう少しテクノロジーを活用して新しい経済システムの仕組みを作れると思っています。ようやくそれを試せる規模感になってきたかなと思っています。最終的には、テクノロジーは人間を労働や資本から解放する役割があるのではないかと思っています。データやAIに限らず、新しいテクノロジーを活用して、お金の経済システムの新しいモデルを作りたいと思っています。
若者へのメッセージ

一番心がけてきたことは、常に背伸びをするということです。今の自分で出来なさそう、難しそうだなと思うことにしっかりと挑戦し続けているかどうか、逆に余裕で出来ることを極力やらないことが大切だと思います。無難な道を選ばないことで新しい可能性が開けてくるかと思います。

COMPANY
会社概要

企業名	株式会社メタップス
所在地	東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー30F
業種	情報通信 - 情報処理・提供サービス
	情報通信 - インターネット付随サービス
設立	2007年

資本金	46億6339万円　（2016年8月末時点）
従業員	187名（2016年8月末時点）
事業内容	メタップスは「世界の頭脳へ」というビジョンのもと、ビッグデータと人工知能（AI）を駆使して経済やお金の再発明を目指すテクノロジーカンパニーです。決済、広告、メディアなどの事業から得られるデータを軸とした独自の経済圏の構築をビジネスモデルとしています。
URL	http://www.metaps.com/