KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社エージェント・スミス
山菅 利彦

日本企業に
世界基準のIT力を

企業や地方公共団体などに不足するITリテラシーを補うエージェント・スミス。ITベンダーやSIerなどと異なる立ち位置は特異で、その貴重さが際立つ。理想とするIT導入のあり方を促進し、日本企業の躍進を誓う。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 山菅 利彦
会社名 株式会社エージェント・スミス
出身地 栃木県
出生年 1963年
こだわり 常に成長し続けること(自身も事業も)
趣味 ゴルフ、トレーニング、旅行
特技 常にポジティブでいられること
休日の過ごし方 ゴルフ、トレーニング、ショッピング
座右の銘 臥薪嘗胆
好きな食べ物 豚の生姜焼き
尊敬できる人 他人の気持ちを察し、気遣いのできる人

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    父は自営の製造業。母は美容室経営という自営業一家に生まれました。幼少の頃は「好奇心旺盛ないたずら坊主」でした。「三丁目の夕日」のような時代だったので、近所の大人たちみんなが育ててくれているような環境で元気いっぱいにのびのび育ちました。両親ともに自営業だったので、小さなころから家庭内で事業の喜怒哀楽が飛び交っており、世の中の情勢に左右されるということがどういうことか、肌感覚で憶えましたね。そんな環境で育ったこともあり、学生時代から、「自分は商売をやるんだろうな」と感覚的に思っていたので、自身の将来について、どうやったら羽ばたけるのか、いつも考えては悩んでいたように記憶しています。

  • 社会人時代

    就職にIT業界を選んだのは、当時成長著しい業界であったことでなんとなく。大手も受けるが、会社の成長とはどんなものなのか見たさに、設立間もないSlerを選んで就職。将来、「自分でやるんだろうな」と思っていたので、修行と思い立ち上げたばかりの会社を敢えて選びました。幸運だったのが、その職場で大手顧客の大規模システム構築プロジェクトをいくつも担当できたこと。大規模プロジェクトの複雑さや困難さの体験を通して、たくさんのノウハウを身につけることができたこと。さらには、役員として経営に携わることで、経営ノウハウを学ぶ機会が得られたことや、多数の経営者にお会いしてご指導をいただけたことですね。自身の経てきた経験やお会いできた方々すべてが、自身を育ててくれたように感じています。 

  • 起業のきっかけ

    たくさんの大規模システムの構築や運用のトラブルや失敗は、必ずと言っていいほど「思惑と意図のスレ違い」が大きく影響しています。予算が大きければ大きいほど顧客側にも業者側にもたくさんの思惑や意図が交錯し、円滑な組織運営を阻害します。人はたいてい曖昧な表現を解釈する場合、自分の好みの方向に解釈します。大規模な組織はその特性を助長していきます。大規模なシステム構築や運用において、顧客とベンダーは常に相反する利害関係にありますから、その両者が双方の「思惑と意図」で進めて行った場合、ズレ幅は確実に拡がって行きます。結果、顧客もベンダーも双方が不利益な結果に繋がってしまった事例は少なくありません。大規模なシステム構築や運用に無駄を感じている顧客はたくさんいます。これらの無駄を省き、効率化し、IT投資を良い方向に導くことが顧客とIT業界の発展に繋がると考えています。新しい高度な技術がいくらたくさん出てこようと、利用する側のリテラシーを上げて行かないと向上が望めないのがこの業界の常で、この部分をサポートして行く仕事がこの業界にあったらいいと、以前より強く想っていました。前の会社はビジネスモデルが典型的SIerなので、このような発想に基づいたサービス展開を実現することは事実上不可能であったこと。また、自身が約10年間役員として従事し、自身がこの会社でできることはやりきった感があったこともあり、起業することにしました。

  • 現在の事業

    以前、私が勤めていたのは、大手のSIerのグループだったので、事業計画を作る段階でお客様に売りたいものがありました。ただ、お客様のお話を聞いていると、実はもっと他社の製品の方がお客様に合っている場合があっても自社製品ではないので提案ができませんでした。自社製品があるとお客様にとってベストな選択ができない、それがとてもジレンマでした。うちの営業は面白いと思います。普通のIT企業だとソリューション、製品を決めてそれを売ろうとやっていくのですが、うちはいってみれば御用聞きだと思います。何か困っている事はありませんかとお伺いすることから、うちの営業が始まるのです。お客様からすると自分たちのしたいことを聞いてくれて、それに限りなく近い手伝いをしてくれるというのは心地いいと思います。

  • 今後の展望

    グループ全体の目標としては、「世界基準のIT力を」ということを打ち出しています。日本の企業はもちろんITを使ってはいるのですが、その使い方がまだ欧米のトップノッチの企業と同水準でキャッチアップできているかというと、そうでもないと思っています。だから世界と日本では開きがあるのだと感じています。ようやく業界内では、エージェント・スミスと言う会社が認知されてきています。あとは私たちのコンセプトや考え方をどれだけ広げられるかだと思います。

  • 若者へのメッセージ

    仕事をする上で、自分の能力や力量を自身で決めないことが大事と思っています。つまり自身でポテンシャルとキャパを決めないということです。20代のうちはたくさんの仕事にチャレンジして、自身のポテンシャルとキャパを広げ、30代になったらその中から客観的に評価される得意領域を確立して行けるといいですね。10年先に高い目標を設定し、逆算して目の前の目標まで立ててみてください。今何をすべきか明確になるはずです。未来のために頑張ってください! 

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社エージェント・スミス
所在地 東京都港区六本木6-10-1
六本木ヒルズ森タワー35F
業種 サービス - 専門サービス
設立 2009年
資本金 6,000万円(2016年6月現在)
従業員 120名(2023年1月時点)
事業内容 ITサービス(システム企画・計画支援、システム構築支援、PM派遣)
URL http://www.agentsmith.jp/
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