PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 青野 慶久 |
---|---|
会社名 | サイボウズ株式会社 |
出身地 | 愛媛県 |
出生年 | 1971年 |
こだわり | 従業員が楽しく出勤してくること |
---|---|
趣味 | 読書 |
休日の過ごし方 | 読書、一人でできる仕事、妻と食事や買い物 |
座右の銘 | 真剣 |
心に残る本 | 『ビジョナリーカンパニー2』ジェームズ・C. コリンズ、『日々の言葉』松下幸之助 |
尊敬できる人 | マハトマ・ガンディー |
現在の仕事の魅力と苦労 | 経営者である自分の理想と現実のギャップを埋めるのが苦労であり魅力です。 |
日本を背負う若者へのメッセージ | 社会に貢献することにチャレンジしてください。それが楽しく明るく生きるための秘訣です。 |
HISTORY
賢者ヒストリー
出身が愛媛県の田舎の方にあり、とても小さな田舎の小学校に通っていました。本当に田舎ですので、遊びと言えば「山を駆けまわること」。そんな少年時代でした。中学生のころは、都会のほうに自転車で出て行くようになりました。都会にある電気屋で初めてパソコン見た時に「コレは凄いな」と感心したことを覚えています。プログラムを入力すると、パソコンで動く仕組みに感動し、毎週のように電気屋に通っていました。
学生の時は地元に近い「大阪で働ける大企業」という部分を最重視して就職先を探した結果、先生に言われるがまま松下電工に入社しました。中学の時から家にパソコンがあり、部屋にこもって作業することが好きだったので、研究職を希望しました。しかし、希望した部署は人数枠が少なく、配属されるのは2年制の専門学校を卒業した人ばかりでした。4年制大学を卒業した私に回ってきたのは、事業部の営業企画部の仕事でした。希望とは全く違いましたし、ワープロも使えない年配の人たちに交じって仕事をするという事にかなり戸惑いました。
松下電工では社内の情報システム管理のような仕事をしていたのですが、その時にイントラネット用の社内でインターネットの技術を使ったソフトを発見しました。その時に、頭にカミナリが落ちたような衝撃がありました。即座に『コレ、凄いぞ!コレをどうにか自分の商売にしてみたい』と思いました。パソコンを使えない人でも快適に作業ができるよう、システムをもっとよくしたいという思いから、起業に至りました。
社長職に就いてから5年弱経ちますが、最初の1、2年は社長業がどんなものかわからず、多くの事業に手を出して失敗しました。「自分が社長になれば、世界中で自分たちのソフトが売れていく!」と思い込み、就任して数年たった頃にはマイクロソフトと肩を並べる大企業になっていると思っていたのです。しかし、とてもじゃないですがそんな実力はありませんでした。能力の限界を知る、というより謙虚になりました(笑)
実は一番売上げが大きいですとか、一番利益が上がっているという事はあまり目標にはおいておりません。私自身サイボウズのソフトが大好きなので、サイボウズのソフトが世界で一番使われているという状態にしたいです。「サイボウズのソフトが一番たくさんの人に使われている」と言われる事が、私の目標です。
COMPANY
会社概要
企業名 | サイボウズ株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 27F |
業種 | 情報通信 - ソフトウェア |
情報通信 - 情報処理・提供サービス | |
情報通信 - インターネット付随サービス | |
設立 | 1997年 |
資本金 | 6億1,300万円 |
---|---|
従業員 | 741名(連結) 541名(単体) |
事業内容 | グループウェアの開発、販売、運用 |
URL | http://cybozu.co.jp |