PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 中島 純一 |
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会社名 | 株式会社環境・エネルギー技術研究所 |
出身地 | 愛媛県 |
出生年 | 1957年 |
こだわり | 80歳まで現役で働きたい |
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趣味 | 楽器演奏、コンピュータ(自作) |
特技 | ⽔処理の知識と技術、化学⼀般の知識 |
休日の過ごし方 | クリスチャンとして教会での奉仕活動 |
座右の銘 | ⽌めなければ失敗ではない |
好きな食べ物 | ピザ、ラザーニャ、タコス、ステーキ、ハンバーガー |
尊敬できる人 | 三浦保(三浦⼯業株創業者)、野依良治(恩師) |
HISTORY
賢者ヒストリー
⽗が井⼾の掘削と⽔道敷設、鉄⼯業を⾏う鉄⼯所を経営しており、物づくりにより⼈に貢献している姿は⾃分にとっても動機付けになり、将来、物を扱う技術的な仕事を⽣業としたいと考えていました。この時から、理系に進むのは決めていましたが、中学校での学習で、理科、特に化学の実験が⼤変⾯⽩く、興味を持つようになりました。⼤学では、後にノーベル賞を受賞する野依良治教授の授業を受けて、化学の道に進みたいと強く考えるようになりました。
三浦⼯業時代には、ボイラー冷却塔等の冷熱機器の故障を予防し、寿命を延ばすことを目的にする⽔処理薬剤や⽔処理装置の開発を⾏うのが⾃分の使命でした。⼊社当時は、廃⽌になっていた⽔処理事業部が再設置された時期で、かつての開発担当者は営業マンになって拠点の配属になっており、⾃分の上には、課⻑も部⻑もなく、直属の上司は副社⻑でした。専門分野を教えてくれる⼈のいない環境で、右も左も分からないまま試薬や実験器具を買うことから、実験の計画、実施、結果の整理まで、全て⾃分で考えて⾏う必要があり、研究、開発員としては⼤変鍛えられたと思います。
三浦⼯業時代には、ボイラー等の熱機器を守る⽔処理薬剤や⽔処理装置を開発するのが⾃分の使命でした。開発した⽔処理薬剤のコストダウンのため、度々中国を訪問して薬剤の原材料を購⼊する交渉をする機会がありました。訪問時に⾒た中国の、⽔、⼤気、⼟壌は、1960〜1970年代の⽇本のように汚染された状況でした。これを⾒て、⾃分が⽇本で⾝につけた環境計量⼠や公害防⽌管理者の資格を使って、中国の汚染された環境を改善することができるのでないかと考え、環境とエネルギーの技術を扱う会社を⽴ち上げようと決意しました。
環境やエネルギーに関する事業分野はこの先長く求められる分野であるので、弊社の事業を長く続けていくために、愛媛大学の学生をインターンシップとして取り入れる活動を行っています。この活動は以下の3点でユニークです。1つ目は、インターンシップ期間は最低で半年継続し、希望であれば1年以上も可能であること。2つ目は、インターンシップは一般社員を経験するのではなく、将来の経営者(CEO、COO、CTO、CFO)になるための経験をしてもらうこと。3つ目は、学生は常に社長と共に行動し、社長の行動を学ぶだけでなく、CEO、COO、CTO、CFOの視点から社長に提言を行ってもらうことです。
学生ベンチャーの新会社を立ち上げ、この中で愛媛大学の特許を活かした新ビジネスを展開することを考えています。この会社には実力のある社長を呼んでくる予定です。新会社はVCもしくはCVCからの投資を受けて応用研究を完成させます。弊社は新会社と契約を結び、応用技術の完成をバックアップします。この応用技術の事業会社にこの技術を使ってもらい、事業会社があげた売上の3〜5%を特許のロイヤリティーとして新会社が受け取る。このロイヤリティーを新会社と弊社、愛媛大学に分配する流れです。
日本は過去30年経済成長が止まっており、GDPもドイツに抜かれて第4位になり、国民一人あたりのGDPは31位になって、既に先進国とは言えないところに入ってきています。今後、更に30年間ではより順位を下げる可能性があります。幸福度ランキングで日本は137カ国中47位になっており、ニカラグアやグアテマラなどの貧しい国よりも下に来ています。1960〜1970年代の高度経済成長を見せた日本の若者は、将来に対する大きな期待を抱き、「頑張れば成功できる」という精神がみなぎっていたが、経済が停滞してからは、「頑張ってもしょうがない」という考え方に支配され、ますます停滞する状態が続いています。今の若者にはこのような環境を打破し、希望を持って生きていけるようになってほしいと思います。そのために、愛媛大学の起業塾のような組織で「生きる意欲」、「頑張れば成功できるという精神」を学んでほしいと願っています。
COMPANY
会社概要
企業名 | 株式会社環境・エネルギー技術研究所 |
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所在地 | 愛媛県松山市文京町3 |
業種 | サービス - 専門サービス |
サービス - コンサルタント | |
設立 | 2018年 |
資本金 | 780万円(2023年11月現在) |
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従業員 | 8名(2023年11月現在) |
事業内容 | 環境およびエネルギーに関する応⽤技術の研究開発とコンサルティング |
URL | https://kan-enegiken.com |