KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社ベッセル
田口 雄一

誰もがやめない会社へ

100年続くメーカーの4代目として祖父、父の背中を追いかけ、様々なことにチャレンジしてきた賢者。世の中の働く人のために、様々な作業工具を開発・製造し貢献。世界一を追い求め、さらなる夢へと向かう、賢者の軌跡を追った。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 田口 雄一
会社名 株式会社ベッセル
出身地 大阪府
出生年 1987年
こだわり 仕事は即断即決で、後ろは振り返らない
趣味 2人の息子と遊ぶこと
特技 お酒を飲めばすぐに寝れること
休日の過ごし方 家族とお出かけ、ゴルフ
座右の銘 費用対効果
好きな食べ物 寿司
尊敬できる人 稲盛和夫、父

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    田口家の本家の長男として生まれ、幼い頃から祖父に「お前はベッセルの社長になるんや」と言われ育ちました。小学校の作文にも「ベッセルの社長」と書くほど強い意志を持っていました。学生時代は水泳に打ち込み、全国大会にも出場。論理的に考える性格から練習内容や食事管理も自ら工夫し、チームを全国8位に導いた経験が今の経営にも活きています。

  • 社会人時代

    大学卒業後、トラスコ中山株式会社で3年間働きました。物流や人事制度などの先進的な仕組みを学び、評価制度やモチベーション管理など、ベッセルでの改革に繋がる貴重な経験となりました。物流センター勤務では現場の苦労を実感し、人を大切にする姿勢が身につきました。この経験が、社員のエンゲージメントを重視する現在の経営方針に直結しています。

  • 社長就任のきっかけとその当時

    35歳で社長に就任しました。父との承継話を経て、副社長時代から業務引き継ぎを行い、社長に就任。当初から注力したのは社員のエンゲージメント向上です。給与や評価制度の見直し、ベッセルフィロソフィーの策定などを進め、「社員が辞めない会社」を目指しました。人材こそが最大の資産であり、社員全員がやりがいを持てる会社づくりに力を注いでいます。

  • 現在の事業

    ベッセルは主にプロ用ドライバーを中心とした作業工具を製造、販売しています。日本で初めてドライバーを量産した会社として、国内シェアの半分以上を占めています。独創的な商品とサービスで世界中のお困りごとを解決し、笑顔あふれる社会に貢献することをパーパスとしています。新商品開発や海外展開、人材育成にも積極的に取り組み、常に進化を続けています。

  • 今後の展望

    社長就任時、「日本一の作業工具メーカーになる」「売上を4倍の400億にする」と掲げました。その目標のもと、社員一丸となって挑戦を続けています。昨年は創業108年目で売上100億円を突破し、一歩前進しました。今後も社員全員がワクワクしながら働ける環境づくりを大切にしつつ、大きな目標に向かってスピード感を持って進んでいきます。

  • 若者へのメッセージ

    ぜひ一度、海外に身を置いてみてください。私自身、タイでの3年間が人生最大の学びでした。文化や言葉が違う中で、自分の考えをどう伝えるかを体感することで、人として大きく成長できます。当たり前が通じない環境に飛び込むことで視野が広がり、自信もつきます。日本の未来を担う皆さんには、ぜひその一歩を踏み出してほしいと願っています。

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社ベッセル
所在地 大阪府大阪市東成区深江北2-17-25
業種 製造
資本金 4,950万円(ベッセルグループ4億6千万円)
従業員 129名(ベッセルグループ780名)
事業内容 ドライバーを始めとする各種工具の製造、販売
URL https://www.vessel.co.jp/
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