KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

IAU税理士法人
樋口 秀夫

戦う税理士

納税に関して特に法人のサポートを得意としているIAU税理士法人。かつて異なる分野で活躍していた賢者は、あるきっかけにより税理士への道を歩み出す。税理士として必要なことは何なのか、賢者の想いを紐解いていく。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 樋口 秀夫
会社名 IAU税理士法人
出身地 東京都
出生年 1952年
こだわり 最善のものを希望せよ。しかし最悪のものに備えよ。
趣味 ゴルフ
特技 暗算
休日の過ごし方 ゴルフ、旅行、ドライブ
座右の銘 最もよく人を幸せにする人が、最もよく幸せになる。
好きな食べ物 寿司、ステーキ
尊敬できる人 ガンジー

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    幼少期は頭が良かったみたいです。誰に教えられたのかは判りませんが、5歳くらいでひらがなや漢字を書いていたようですから、小学校に入学しても成績は上位にいたようです。学校の授業中に宿題は終わらして、家に帰ってからは遊んでばかりいたことを記憶しています。高校時代は本が好きで、家にあった世界文学全集をよく読んでいた記憶があります。その頃は、学生運動が末期のころで友達が運動していたので興味はありましたが、参加することはありませんでした。マルクス主義には思想的に影響を受けた時期もあり、資本論とかレーニンの書いた本とかも読みました。いまでは、経済学というより哲学書になっているのかもしれませんが、私の中では経営的にも、経済的な見方おいても影響を受けていると思います。

  • 社会人時代

    大学を卒業して一般の企業へ就職したのですが、実家が電子部品加工の下請工場を経営していたので、程なくそちらに移り営業中心の仕事をしていました。時代的には、高度成長も終わり、ドルショック、ニクソンショックで世界経済のなかの日本の位置が大きく変化し、円高等の影響により工場の海外移転が進み、仕事の成長性と継続性が危ぶまれたので、思い切って方向性を変え、資格を取得することを考えるようになりました。29歳で税理士試験に合格したので、実務経験をつけるため税理士事務所に就職いたしました。併せて税理士受験の専門学校の講師の仕事をするようになり、税理士事務所を開業してからもしばらく続けていたのですが、人前でしゃべることと解りやすく説明する能力をつけることに役に立ったように思います。

  • 起業のきっかけ

    なぜ税理士資格を取ったかというと、出身が経済学部であったことと、会社経営の過程で税理士さんと打ち合わせをする機会が多かったのですが、顧問料を払ってお願いしているにも関わらず税金に関してあまり会社サイドの考えにたっていただけない。中小零細企業の立場からすると、税務署は巨大な権力組織ですから、この組織と闘ってくれるような事務所経営をすればクライアント側から喜ばれるのではないかというのがきっかけです。税理士法第一条に税理士の使命に関する規定があり、「独立した公正な立場において、~~納税者の信頼にこたえる」とあるのですが、現実的に税務調査の場面では納税者は弱い立場にありますから、積極的に納税者の権利を擁護するという立場で臨んでいました。その立場はいまでも変わってはいません。また、税法の研究ですね。節税につながるような、法律の解釈、取引なども研究しました。

  • 現在の事業

    クライアントが税理士に期待するのは、決算書類が適法に作成されていることだと思います。税法は毎年のように改正がありますから、改正内容を理解するとともに、新しい解釈の判例が出た場合には内容を吟味し、日々の業務に反映させる必要があります。そして、節税も税理士に期待されるものだと思われます。税金の使途について、納税者がどう感じているか、また税金を支払うことで恩恵を受けることがあるかなど、納税はかなり温度差があると思われます。未だに消費税が転嫁されていない業種、企業もあるため節税を期待される税目も異なり、様々な角度からの節税は研究を要する部分です。税務申告は提出して終わりではなく、税務調査があるので、そこでの対応が税理士としての評価が大きく左右されるのではないかと思います。納税者の権利を守り、行き過ぎた調査をされないよう見守りながら、納税者が納得のいく結果になるように努力していきたいと思っています。

  • 今後の展望

    AIが発達してきて、社会のあらゆる分野に広がってきて、様々な業界で影響がでていますが、われわれの業界でも同様のことがいえます。AIに仕事を取られてしまうということも考えられますが、AIの技術を使って仕訳を自動的に認識することによりさまざまな生産性の向上に繋げたりすることもできます。税務調査は人と人との闘いであるという状況は変わらないでしょうから、税務的な研究を怠ることなく、新しい技術をどんどん取り入れながら進んでいきたいと思っています。

  • 若者へのメッセージ

    現代ということを考えると、社会全体のインフラは整備され、食糧事情などもはるかに良くなっているにも拘らず、食べるのにギリギリの層もいます。社会的に格差が広がっている状況です。所得の分配というところに大きなひずみが生じていると思います。強い企業、有能な個人が成果を多くとるということを否定すると社会の発展性を阻害することになるかとは思いますが、所得の分配をもう少し工夫することにより、貧困がなくなり社会全体が共存できるようになるかもしれません。税は所得の再分配という目的を持っています。現在の税制はその目的を十分に果たしているとは思われません。制度は変えられますので、未来に向かい頑張っていただきたいと思います。

COMPANY

会社概要

企業名 IAU税理士法人
所在地 東京都渋谷区恵比寿西1-9-6
アストゥルビル4F
業種 その他
設立 2007年
資本金 900万円
従業員 22名
事業内容 税理士業
URL http://iau.tokyo/
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