藏ウェルフェアサービス株式会社

藤岡和子

この映像・情報は 2022年10月当時のものです

努力の継続

運動好きな少女はスポーツから努力という言葉を学ぶ。出来ないではなく、出来るようにするために努力する。賢者は起業する当初も現在でもその考えを忘れていない。私もこれを見て悩みだけで終わらせるのではなく、その後どうするか考えるようになった。「努力の継続をする」まさしく賢者らしい言葉だ。

氏名	藤岡和子
会社名	藏ウェルフェアサービス株式会社
出身地	奈良県
出生年	1965年

こだわり	妥協をしない
趣味	旅行、ゴルフ、ランニング
特技	ゴルフ
休日の過ごし方	掃除、ランニング
座右の銘	継続は力なり
好きな食べ物	スィーツ、焼き肉
尊敬できる人	両親

HISTORY
賢者ヒストリー

幼少期～学生時代

運動が得意で活発な女の子で、小学校では生徒会副会長をしたりしました。中学校でバレーボール部に入部し1年でレギュラーに選ばれると、同級生から今でいういじめにあい3年間一人で毎日通学をし黙々と勉学とバレーボールに励んでいました。この3年間でチームプレーでは個人の評価が明確に発揮できない事を学び、ある意味の反骨精神が出来たと思います。高校で陸上、大学でゴルフ部にて活躍できたのも中学時代の苦い思い出があったからだと今は思います。明けても暮れても練習をした大学ゴルフ部の4年間は、かけがいのない友人との出会いやゴルフという一生の趣味を得られたことに感謝しています。
社会人時代

25歳で離婚後、両親や知人の援助・協力のもと、あるホテルにて宝石店を始めました。宝石どころか、働いた経験もなく右も左もわからない状態で始めた商売でしたが、逆に商売気のない正直な人柄がお客様に好かれ、顧客様を中心に売り上げを伸ばし、ある自動車メーカーとの提携による全国規模の外商販売もあり順調に業績を伸ばしていきました。その一方で知人からの頼まれごとや持ち前の好奇心で、焼き肉店の立ち上げから軌道に乗せるまでのサポートや店舗運営、ブランドのセレクトショップの商品集めなどいろいろと勉強させてもらいました。2004年に藏ウェルフェアサービスを立ち上げてからは、非常に忙しく、宝石店を人にゆずり藏ウェルフェアサービスを大切に育てることに全力を注いでいます。私の社会人時代は、人との出会いに恵まれ良いこと悪いことも含めいろいろな経験をさせてもらい現在の私があるのだと感謝しています。
起業のきっかけ

知人に福祉関係の仕事をしている人も多く、祖父の入居施設を探すうちに設備や環境がよくても食事内容が悪い施設が多いことに納得がいかないことがよくありました。人生最後の生活の場であり356日何の変化もなく、唯一の楽しみは「食べること」という高齢者の方々の食事をなんとかしたいとの思いからの出発でした。福祉関係の仕事をしている知人に相談し、思いを伝えていくうち共通の思いを持った人たちが集まり会社の設立となりました。藏ウェルフェアサービスという社名は、起業にあたりお世話になった方のお名前が信藏氏と藏祐氏ということもあり、「蔵」という字には昔から一番大切なものを守る場所とのいわれから、一番大切な食への思いを福祉給食においても大切にしたいとの意味を込めて名付けました。
現在の事業

人材と会社のテーマである「楽食」への想いです。従業員は会社の宝です。彼ら、彼女たちの頑張りと努力で今の会社が有ります。従業員たちの生活の安定と家族の笑顔の為に、企業の成長と継続が大切です。全従業員が弊社のテーマであるお客様の「楽食」の実現のために、目標と想いを共有できる情報発信や教育に力を入れています。
今後の展望

給食業界においては人出不足が益々厳しくなってくると思います。365日3食何が有ってもご提供しないといけない責務の中、デジタル化やシステム化への移行は致し方ないと考えています。そんな中でも「心ある料理」の提供を目指して高齢化社会の介護食を豊かで楽しいものにしていきたいと思います。
若者へのメッセージ

「継続は力なり」目標や想いに向かって必死で努力を続けると道は開けると信じています。努力を諦めないでください。

COMPANY
会社概要

企業名	藏ウェルフェアサービス株式会社
所在地	大阪府大阪府大阪市淡路町3-1-5
業種	サービス - その他
設立	2005年

資本金	2,000万円
従業員	705名（2022年8月末現在）
事業内容	高齢者福祉施設、障碍者施設、病院、学校の給食業務の委託・販売、介護食の販売