KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社ツバメ・イータイムズ
山本 朋宏

E-Mobilityを通して
地球環境問題解決

山口からカーボンニュートラルに貢献できる企業を作りたいとの想いからE-Mobilityに可能性を感じ、事業化へと踏み切った賢者。地球環境問題、エネルギー問題、そして産業構造が変化するなか、閉塞感の続く日本の現状を打破したいと奮闘する賢者の軌跡と今後に迫る。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 山本 朋宏
会社名 株式会社ツバメ・イータイムズ
出身地 山口県
出生年 1967年
こだわり 人のためになる
趣味 神社巡り
特技 どこでも寝られる
休日の過ごし方 頭を休める
座右の銘 一隅を照らす
好きな食べ物 スイカ
尊敬できる人 母親

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    ⽇本の⾃動⾞保有台数が1,000万台に達した(現在はその約8倍)、昭和42年に⼭⼝県岩国市で⽣まれました。家業は⼩さなガソリンスタンド1店舗を営み、その2階に住んでいました。いつも油臭い⽗親と働き者の⺟親に育てられ、灯油計量器の傍らで遊んでいたことを覚えています。

  • 社会人時代

    大学で上京し、卒業後は石油元売業社に就職。7年間勤務し、母の病気をきっかけに家業に戻りました。創業者の父は、戦後のモータリゼーションに目を付けた「先見の明」はあったのですが、業界の習慣にすっかり染まっているように思われました。新しい試みを提案するも、なかなか理解してもらえません。父が折れてくれたのは、経営が苦しくなり銀行からの資金調達が厳しくなってからです。自動車産業の軸足はそのままで、さらなる新ビジネスを模索し始めると「電気自動車」に出会いました。作りは至ってシンプルでしたが、色々調べていくうちに、EV自動車製造はかなりの資金が必要なことから大企業には太刀打ちできず、思っていたほど簡単ではありませんでした。しかし、「電気で走るバイク」ならできる、マーケットは成⻑性のある新興市場だとわかりました。ただ、すぐには本格的に参入を決意するまでの勇気がなく、そこから何年もの時間が経過しました。

  • 社長就任のきっかけとその当時

    2014年、我々はE-Mobilityメーカー株式会社ツバメ・イータイムを設立しました。事業の目的はジャパンクオリティのE-Mobilityを世界的に普及させ、深刻化する地球環境問題を改善すること。この軸は、開業当初も現在も変わってはいません。CO2などの温室効果ガス排出によって、地球温暖化は深刻度を増しています。我々はOnly1のE-Mobility日本企業として、市場が求める必要十分な性能のE-Mobilityを求めやすい価格で提供してきました。今ここで、更なるステージ「HardとSoftの調和、サブスクリプションモデル」へと進んでいきます。いずれはE-Mobilityを無料で所有できる、そんな新しい産業をつくり環境問題改善に取り組んでいく覚悟です。数字と経験の裏付けの元、成功蓋然性を高めながら上場へと邁進していきます。

  • 現在の事業

    ついに電動バイク事業を展開すると決心し、代理店や取扱店ではなく、あえて難しい製造(メーカー)の道を選択したのには、成功蓋然性が高いと考えたからです。日本の少子高齢化に対応可能なビジネスであり、グローバルに世界で展開できるうえ、日本の技術力を活かして新しいものを生み出す魅力に魅かれたからです。当社のEVバイクの製造方法は、1からすべてを作る大手とは対照的で、部品は他社の既製品を購入し、自社では部品の選定やデザイン考案に特化する分業制を採用しました。2015年に国内での販売を開始、2016年には販路を海外にも広げ、バイク大国、ベトナムに進出しました。ベトナムでは大気汚染と排ガス問題の改善に寄与し、コロナ禍で売上が停滞するまでは、ハノイ市公安省に5,000台以上を納品、ハノイの二輪販売店の20%以上と代理店契約するまでに成⻑しました。

  • 今後の展望

    地球環境問題、エネルギー問題、そして産業構造の世界的な転換期の中、日本経済は閉塞的な状況から抜け出すことができないでいます。その一方で、Google、Apple、FaceBook、テスラモーターズ等が急成⻑し、世界経済を牽引するベンチャー企業が米国にはたくさん生まれています。しかし日本ではまだ新しい産業を作ったと言えるほどのメガベンチャーは誕生していません。 私たちは⻑州人であることに誇りを持ち、E-Mobilityの事業を通じ、この国や世界に貢献したいと考えています。この事業を成功させることが、あらかじめ定められた宿命のよう感じています。本当の環境問題が改善されるのは、10年〜20年かかるかもしれません。例え私が生きている間にその成果を見ることがなかったとしても、今この時に、この事業を、この形態で始めなければ、日本、世界の未来を担うサステナブルな世界は生まれないと思っています。

  • 若者へのメッセージ

    松下幸之助さんが素直な心とおっしゃっていましたが、これは人を疑ったり、物事を悪く捉えてスタートするのではなく、本当に素直な心を持って勉強していく、吸収していく。それには多くの人に出会うことが大事です。人と会うことによってその人たちのためになることを一生懸命、人のために生きるということ。そういう公共心を持っていただければと思っています。

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社ツバメ・イータイムズ
所在地 山口県岩国市南岩国町3-11-6
業種 その他
設立 2014年
資本金 401,000,000円
従業員 26名
事業内容 イーモビリティ開発・製造・販売、情報インフラ整備事業等
URL https://e-time.tsubame-group.co.jp/
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