KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

シリウスジャパン株式会社
ニエ ユハン グレース

未来の
“当たり前”を描く

物流の現場に変革をもたらすロボットを手がけるシリウスジャパン株式会社。代表を務める賢者は、効率化だけではない、真の価値を届けるために現場に寄り添い、人と技術をつなぐ架け橋となる。テクノロジーと人をつなぎ、未来の“当たり前”を描く賢者の挑戦に迫る。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 ニエ ユハン グレース
会社名 シリウスジャパン株式会社
出身地 中国
出生年 1991年
こだわり ハードルの高いことにチャレンジし続ける
趣味 ゴルフ、料理
特技 ものづくり、刺繍
休日の過ごし方 一人でゆっくりと過ごす
座右の銘 格物致知、誠意正心
好きな食べ物 焼肉
尊敬できる人 イーロン・マスク氏

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    中国江西省で生まれました。当時の中国は一人っ子政策の真っ只中だったため、私も兄弟げんかや争いごとのない、静かな環境で育ちました。幼い頃から、レゴや刺繍など、自分の手で何かを作ることに熱中するタイプで、出来上がったときの達成感が大好きでした。学生時代は理系を選び、勉強漬けの日々を送りましたが、大学進学の時期に、「もう少し違う世界も見てみたい」という気持ちが芽生え、日本語学科を選びました。

  • 社会人時代

    新卒では上場企業の営業職として、国内外を飛び回る充実した毎日を送っていましたが、徐々に別の世界を知りたいという思いが強くなりました。そんな時に、みずほ銀行深圳支店のイノベーション支援課からスカウトの電話をいただきました。スタートアップ企業を支援する、新しく立ち上がった部署の営業職。そこで働くことは、自分の将来の選択肢を広げるきっかけになると感じ、転職を決めました。100社以上の企業と関わる中で、シリウスと出会い会うたびに進化を遂げるシリウスのロボットに惹かれていきました。みずほ銀行の社員としてシリウスジャパンの立ち上げに関わり、その3か月後にはシリウステクノロジーへ転職しました。

  • 社長就任のきっかけとその当時

    シリウス入社当初から、強い当事者意識を持っていました。会社のお金は極力使わず、徹底的にコスト削減に取り組む日々。「絶対に成功させる」という気持ちは、揺らぐことがありませんでした。その姿勢を創業者アダムも評価し、当時は社長ではなかった私に会社の通帳や印鑑を託してくれました。そうした信頼や実績が積み重なり、自然な流れで代表取締役社長に就任しました。

  • 現在の事業

    シリウスグループは創業以来、「ロボットが世の中の課題を解決するものだ」という理念を掲げています。創業者の「3Kと言われる物流や製造の現場で、作業者の負担を減らし、作業効率と正確性を高めるソリューションを提供したい」という思いから、私たちはまず物流業・製造業向けのロボットを開発しました。現在は、「ロボットは特別なものではなく、誰でもどんな現場でも使える」という価値を広めるため、活動しています。これまでのロボット導入や設備投資には、数千万円から数億円規模の費用が必要でしたが、弊社のロボットはどの現場でも使えて、設定や導入が簡単なため、費用面、時間、人材のコストを総合的に抑える事ができます。これまでロボット導入を考えたことのないお客様にも、ロボットを導入する選択肢を待っていただきたいです。

  • 今後の展望

    ロボットが当たり前に使われる時代は、すぐそこまで来ています。来るべき未来を見据えながら、私たちは今を切り開いています。ロボットが普及する時代は必ず来ます。その「時代を先行しているのがシリウスである」という目標が、私の毎日のやりがいとなっています。製品をさらに良くすることや、ソリューションをもっと簡単にすること。それらを日々考えながら、日本でのロボット普及をさらに進めていきたいと考えています。

  • 若者へのメッセージ

    AIに取って代わられると言われている時代の中で、最も価値があるのは「人間力」です。その人間力を持っているのは、皆さんに他なりません。自分の人間力を信じ、もっとチャレンジ精神を持って取り組んでいきましょう。その皆さんの姿勢が、世の中そして未来を変えていきます。頑張ってください。応援しています。

COMPANY

会社概要

企業名 シリウスジャパン株式会社
所在地 東京都中央区日本橋茅場町2-12-10
業種 その他
設立 2019年
資本金 7,700万円
従業員 14名
事業内容 自立走行型ロボットの開発・販売・サービス提供
URL https://syriusrobotics.co.jp/company
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