KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

マイクロモジュールテクノロジー株式会社
原園 文一

業界最小、世界最小

小型カメラやセンサーなどの半導体モジュールの開発、試作、製造を行うマイクロモジュールテクノロジー。とにかく小さくをモットーに、ものづくり大国日本の衰退の危機を救う賢者の取り組みに迫る。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 原園 文一
会社名 マイクロモジュールテクノロジー株式会社
出身地 東京都
出生年 1969年
こだわり 小さくすること(業界最小、世界最小)
趣味 釣り 、釣った魚を捌いて食べる、釣った魚を育てる
特技 ポジティブシンキング(なんでも楽しむ)
休日の過ごし方 仕事、推し活、釣り
座右の銘 継続は力なり
好きな食べ物 和食(寿司、刺身)
尊敬できる人 松下幸之助、稲盛和夫

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    ある日妹のエレクトーンが故障した時に、瞬時に修理したサービスマンの技術がすごいと思い電気技術者に憧れるようになりました。そして高専に進学することを決意します。学生時代はバスケットボール部の部長をしたり、コピーバンド結成しライブハウスで演奏したり、青春18きっぷで北海道へ行ったりとアソビ心や好奇心旺盛な子でした。それと同時に半導体モノづくりを体験し研究室に泊まり込みの日々で、結果が出るまでやり続ける、その苦しい中にも楽しみを見つけていました。

  • 社会人時代

    大手電機メーカーで半導体実装技術の取り組みをしていました。日本の他社工場で生産立ち上げをしたり中国で工場の立ち上げをしたり、品質改善をしたりと家に帰れるのは月に一度の日々。小さくする技術を開発し、小さいカメラを試作、そのまま自動車メーカーにもっていき採用されるなど車載用カメラを一つの事業として立ち上げる経験をしました。

  • 起業のきっかけ

    世界一小さいカメラを作るということで競い合っていたのですが、スポーツをしていたので競うのは大好きで、夢中で研究開発をしていました。ある日勤めていた会社が携帯開発事業から撤退。ものづくりが海外に流出でコスト競争で勝てなくなりました。そこでカメラを小さくすることを一区切りに、今の技術を他の小さくすることに貢献できないかと今の会社を始めることを決意しました。

  • 現在の事業

    先端半導体実装の試作1個からでも注文を受けたり、難しいと他社に断れらた開発試作依頼でも対応するようにしたことで技術力を高め、ノウハウを構築。またそこから口コミや紹介などでお客様との信頼を築いていきました。現在は超小型のモーターコントローラやUSBカメラやマルチスペクトルカメラ等の超小型センサ、カメラモジュールなど自社製品の開発と実用化に取り組んでいます。また自走できる社員育成のため勉強会を定期的に開き、助け合いながら皆で問題解決し、仕事では上下関係無しに自分の意見を言い合える風土を作っています。

  • 今後の展望

    小さくすることで利便性が高まり、社会貢献できる自社製品を開発していこうと考えています。技術、ものづくり中心の会社から商品を生み出し、自らの手でものづくりを行う真の製造業を目指す。そこから日本のものづくりを元気にしていきたいです。

  • 若者へのメッセージ

    仕事をする中でうまくいかないことがよくあると思います。ただ諦めずに長く続けていくと新しい道を見つけることができるようになってきます。辛抱するときは辛抱しながら継続することでどんどん道が開けてくると思いますのでこれから一緒に頑張りましょう。

COMPANY

会社概要

企業名 マイクロモジュールテクノロジー株式会社
所在地 神奈川県横浜市鶴見区末広町1-1-40
業種 製造
設立 2008年
資本金 1,200万円
従業員 25名
事業内容 先端半導体実装技術をコアとした小型半導体モジュールの開発・製造・販売
URL http://www.micro-module.co.jp/
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