KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

渡辺ブルドーザ工事株式会社
渡辺 敏弘

土木のイメージを一新

創業から60年以上、土木関連事業を通して、静岡県の人々の生活と安全を支える渡辺ブルドーザ工事株式会社、通称ワタブル。4代目として会社を引き継いだ賢者は、土木のイメージを一新するべく、様々な改革を打ち立てる。しかし、そこには苦渋の決断もあった。危機を乗り越え、足元から地域を支え続けるワタブルの取り組みに迫る。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 渡辺 敏弘
会社名 渡辺ブルドーザ工事株式会社
出身地 静岡県
出生年 1968年
こだわり 有限実行
趣味 ゴルフ、旅行
特技 車の運転
休日の過ごし方 ゴルフ
座右の銘 風林火山
好きな食べ物 焼きそば
尊敬できる人 父親

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    1968年静岡県で生まれ、土木建設業を営む家庭で育ちました。幼少期から現場を見てきてはいましたが、小学校低学年の頃に父親に連れて行ったもらった現場を見て、大きな岩がダイナマイトで粉々になる瞬間を目の当たりにして「すごい、自分もこういうことが出来るのかな」と楽しみな気持ちになりました。また何もない場所に道路ができたり公園ができたりすることに感動して建設業の魅力を感じていました。そして、小学生ながらにいつか自分が社長になることを目指していましたし、「ワタブルを日本一にする」と作文に書いたりもしてましたね。

  • 社会人時代

    高校卒業後、土木の専門学校に入り、住宅施工のゼネコン会社に就職をしました。ワタブルに入ることもできましたが、まずは自分の力で外で学んでワタブルに新しいものを持ちかえって貢献したいという気持ちもありました。1つのミスで大変な事になってしまうという重大な責任感のもと、営業から現場、お金の計算や現場の単価の出し方まで、7年間様々な知識を学び経験を積み重ねてきました。その後、当時社長である叔父からの誘いで、26歳の時に渡辺ブルドーザ工事株式会社に入社しました。

  • 起業のきっかけ

    周りからつぶれるという噂も立つくらい、売上がかなり下がっている時期がありました。不況に陥り経営が傾き、一番大変な時だったと思います。ここで何かを変えていかないといけないと自分自身思っていたタイミングで、ちょうど先代から「お前が社長をやれ」と言われ就任をしました。会社にとって一番と言えるほどの大変な時期だったので2年くらいは特に必死に仕事に打ち込みました。その時に一番最初に取り組んだことがリストラです。正直苦しい決断でしたが、今後会社を守っていくために若手社員の力は必要でしたし、必然の決断だったと思っています。

  • 現在の事業

    土木関連事業を通して、地域の人々を災害から守っています。新しいものはなるべく取り入れる。生き残る会社でいるためには変化は欠かせないですし、10年後、20年後の当たり前を今のうちから行っていくことで時代に乗れるような会社を作りたいと思っています。私自身一日中重機に乗っていたいと思うくらい重機が好きですが、今は経営の立場として土木のイメージを一新していくことで、若手が入りやすい環境を作っていきます。また、地元に限らず何か災害が起きたときには真っ先に助けに行く、その先陣を切るのは私自身の役割だと思っていますし、社員も一緒に頑張ってくれたら嬉しいです。困ったときはお互い様、「まずはオレがやる」これが私たちが大事にしているワタブルマインドです。

  • 今後の展望

    子供だけでなく、その親に対して土木の業界がクリーンで何もブラックじゃないというアピールを出来る場を作っていく為、地域の子供たちが建設業に触れる機会を作ったり、学生との交流をしたりなど日々様々な取り組みをしています。1~2年のうちに事務所も変えて、若手がやりやすい環境を作っていきたいと考えています。「あの会社に頼めば絶対大丈夫だ」というような、なくてはならない存在になっていきたいです。

  • 若者へのメッセージ

    前向きに先陣を切ることが大事だと思います。怖いことなんかない、逃げてたら進まない。諦めることをせず、まっすぐに未来へ進み続けることが大事です。決して後ろを見ないで、前だけを向いて頑張ってください。自ずと自分の進む道が見えてきます。

COMPANY

会社概要

企業名 渡辺ブルドーザ工事株式会社
所在地 静岡県富士市今泉2004-4
業種 その他
設立 1961年
資本金 3,000万円
従業員 35名
事業内容 土木建設業、解体、運送業、産業廃棄物中間処理業
URL https://wtbl.co.jp/
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