筑豊通運株式会社
三村 晋作

真に評価されるべきもの

幼少期から知的好奇心が強く、“手に職をつけたい”という想いから会計士を志した賢者。しかし、ある祖父への恩義を胸に、家業である運送業の世界へ戻る決意をする。その中で目の当たりにしたのは、報われない労働環境と、置き去りにされるブルーワーカーの姿だった。その現実に一石を投じるべく、改革へ踏み出した賢者。その歩みと、日本の未来に対する想いに迫る。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 三村 晋作
会社名 筑豊通運株式会社
出身地 福岡県
出生年 1981年
こだわり 「現場で頑張っている人に優しい経営」がモットー
趣味 勉強、読書、博物館&神社巡り、映画鑑賞
特技 資格:公認会計士、アクチュアリー研究会員等
休日の過ごし方 勉強、読書、博物館&神社巡り、映画鑑賞
座右の銘 学而不思則罔、思而不学則殆
好きな食べ物 シーフードカレー、麻婆豆腐
尊敬できる人 イーロン氏、カーツワイル氏、石原慎太郎氏 他

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    幼少期は祖父母との思い出が記憶に残っています。小学校高学年くらいの頃から考え方や価値観の相違により父から離れ、主として、離れの祖父の元で暮らすようになり、高校2年生頃まで数学を習っていました。また、旅行で色々な所に連れて行ってもらいました。高校生くらいまで主にゲーム6割、勉強4割くらいの生活でした。一番楽しかった学生時代は大学の頃で、その頃から勉強が楽しいと感じるようになり、ゲームを止めました。今も勉強は継続しています。スポーツはからっきしですが、大学生くらいから筋トレをしています。また、40歳手前の頃くらいから健康目的でゴルフを始めています。

  • 社会人時代

    日常的な業務に追われており、特定のエピソードに影響されたとかはありませんが、監査法人勤務時代の経験は、今の私にとって、かけがえのない財産となっています。特に、現場視察(現場実査)の仕事は印象深いです。建設会社等の工事の進捗状況を確認するため、建築現場を視察するのですが、米軍横田基地や新河岸水再生センター等、様々な工事現場を視察させていただきました。会計士の仕事は基本的にPC作業がメインですが、この現場視察の仕事は実際に建築現場に行って工事の進捗状況を確認することができ、普段は入れないような現場にも入ることができるため、新鮮な体験でした。

  • 社長就任のきっかけとその当時

    当時代表であった父が病気を患ったことが家業を継いだきっかけです。帰参要請は2016年頃から受けていたのですが、引き継ぎ等の関係もあり、結局2017年に前職を辞して、家業の会社に入りました。会社を継ぐにあたって、当然迷いはありました。元々家業を引き継ぐかどうかは50%程度で考えており、「有能な人物が会社を引き継ぎ、会社が持続的に成長していけるようであれば、私の出る幕はないかな」とも思っていましたが、結果として会社を持続的な成長に導けるような人物が他にいなかったため、地元に戻ることを決意しました。入社後1か月程度で会社の概要及び課題点と改善点があらかた掴めました。

  • 現在の事業

    リクルートを最優先事項に掲げ、「現場職が選ばれる社会」の実現に向けた労働環境の整備と働き方改革を推進しています。弊社の根幹にあるのは、能力主義と合理主義を追求した「現場で頑張る人に優しい経営」です。努力するか否かは個人の自由ですが、意欲と能力を持ち、真摯に業務へ取り組む人が相応の報酬を得るのは組織として当然のあり方だと考えます。そのため、評価においては経営者の主観や好みを徹底的に排除し、可能な限り客観的かつ公平な基準を設けることで、頑張りが正当に報われる透明性の高い仕組みを構築しています。また、人には必ず向き不向きがあるため、画一的な業務の強制はいたしません。本人の意向を最大限に尊重し、一人ひとりが個性を活かして自発的に力を発揮できる「適材適所」の人材配置を徹底することで、持続可能な組織づくりと、現場で働く人々の精神的な充足の両立を図っています。

  • 今後の展望

    燃料費高騰やドライバー不足の問題が深刻化する中、間接部門のリストラやコストカットによる対応では限界があり、荷主の方々と交渉して運賃価格を上げていただく方策が一番の解決策になります。そのためには、まず現場の状況を荷主に理解してもらうことが大切で、できる限り正確に状況を伝えていく必要があります。荷主からは「トラックを増やして欲しい」という要望もあり、今後は余裕をもって固定費を回収できる程度まで増車や増員を行う「緩やかな拡大路線」を続けていく予定です。それが持続的な成長に繋がると思います。

  • 若者へのメッセージ

    お伝えしたいことは大きく二つあります。第一に、勉強やスポーツ、芸術など、生産性のある「好きなこと」を続けることです。熱中できるものがなければ、「苦にならないこと」でも構いません。それが直接仕事に結びつかなくとも、そこから得られる精神的な充足感は、確実に日々の仕事の活力や間接的な糧となります。第二に、「手に職」となる専門性を身につけることです。これからの社会では、従来重視されてきた人脈やコミュニケーション能力以上に、確固たる専門スキルが最大の武器になります。待遇が向上しているブルーカラーの技能職や、ホワイトカラーにおける士業のような資格取得は大変有益な選択肢です。表面的な対人スキルに依存せず、確かな専門性を磨いてご自身の価値を高めていくことを強くお勧めします。

COMPANY

会社概要

企業名 筑豊通運株式会社
所在地 福岡県飯塚市有安958-35
業種 運輸
設立 1942年
資本金 1,000万円
従業員 60名
事業内容 貨物自動車運送事業、貨物運送取扱事業、損害保険代理店業
URL https://www.chikutsu.co.jp/
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