タカヤマ金属工業株式会社
高山 正義
人生は楽しく
作業は楽に早く美しく
家業の3代目として、莫大な借金を背負う会社の舵取りを任された賢者。部署ごとにバラバラに動いていた社内をまとめ上げ、本来持っていた技術力を活かせるよう改革を行った。そして、創業70年を迎えた今、新たな未来に向け歩み出す。
PROFILE
賢者プロフィール
| 氏名 | 高山 正義 |
|---|---|
| 会社名 | タカヤマ金属工業株式会社 |
| 出身地 | 大阪府 |
| 出生年 | 1959年 |
| こだわり | 一歩上の物、よりよい物 |
|---|---|
| 趣味 | ゴルフ、ビリヤード |
| 特技 | 販促作り |
| 休日の過ごし方 | 読書、テレビ、映画鑑賞、家族との食事 |
| 座右の銘 | 成せばなる |
| 好きな食べ物 | 寿司 |
| 尊敬できる人 | 阿部正弘先生 |
HISTORY
賢者ヒストリー
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幼少期～学生時代
家業の長男として生まれました。幼い頃から後継者として、父から期待をかけられて育ちました。中学、高校時代は野球部、大学生の時には、アメリカンフットボール部に入部しており、スポーツに打ち込んだ青春時代でした。私の1つのターニングポイントになったのでは？と思うのが、アメリカンフットボール部での経験です。「一つのことを成し遂げる為に全員が動く」このフォーメーションの考え方が非常に役に立ちました。会社も、営業だけでなく、営業事務、製造、経理、総務とそれぞれの部門がきちんと仕事をして初めて、最終的な利益を生み出します。「与えられた責任をしっかりと一人一人が果たす」このようなものの見方、考え方は、今の社長業に凄く役立っています。
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社会人時代
大学卒業後に当時の取引先の鉄鋼加工会社に、鉄を知る修行の為入社しました。3年修行をする予定でしたが、1年経った頃に父に「帰ってこい」と会社に呼び出されることになりました。当時、父がある人に騙されて莫大な借家を背負うことになった為です。このままだと、どうなるかわからないと言われ、私も会社に戻ってからは、「倒産」の2文字が頭から離れたことはありませんでした。当時、やらなければならないことだらけで、営業を鍛えたり、住宅メーカーさんと共同で新製品を作ったりと、とにかく必死で会社を回しました。
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社長就任のきっかけとその当時
専務として、当時部署ごとにバラバラだった社内を一つにまとめることから着手しました。20〜30の開発案件が同時で走る中、金型部は金型部、製造部は製造部、バラバラで仕事をしていた為、部署長とその一つ下の役職者も皆、部署の垣根を越えて新製品会議を行いました。セクショナリズムの徹底で、生産性も上がっていきました。そして、当時の社長（現会長）が70歳を過ぎたあたりに、私が45歳で社長に就任しました。
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現在の事業
建築用金具の製造、販売をしています。鉄、銅、ステンレスとい受金具、屋根用部材、住宅基礎部品、 溶融亜鉛メッキ、 金型、小型スリット、その他建築部品一式、阪神甲子園球場、美術館、リゾートホテル、コンサートホールなど、誰しもが知っている木造建築の建物には、当社の製品が使われています。特に出雲大社など、日本の歴史的木造建造物には、どこかに我々の技術が生かされています。歴史ある独自の技術で、業界ナンバーワンを誇っています。
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今後の展望
弊社も創業70周年を迎えました。より一人一人がしっかりと自立した、思いやりのある人に成長してもらいたい。そうすることで、自ずと結果はついてくると考えております。その為に、弊社はカリキュラムを整えたり、上司先輩が後輩を指導し、導いてくれます。まさに「人づくり」。そこにさらに力を入れていきたいと考えています。
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若者へのメッセージ
皆さんに言いたいのは「人生を楽しく！」です。楽しくというのは、何も楽をするのではなく、何かに果敢にチャレンジして欲しいという意味です。チャレンジすることによって、苦しいことや、辛いことがあるかもしれません。ですが、その中で味わえる達成感そして成長を、楽しんでどんどんやっていって欲しいなと思います。
COMPANY
会社概要
| 企業名 | タカヤマ金属工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市生野区巽中2-2-10 |
| 業種 | その他 |
| 設立 | 1975年 |
| 資本金 | 3,000万円 |
|---|---|
| 従業員 | 300名（グループ全社） |
| 事業内容 | 建築部材販売 |
| URL | https://www.takayama-kk.co.jp/ |
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