PROFILE
賢者プロフィール
氏名 | 糸数 剛一 |
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会社名 | 株式会社リウボウホールディングス |
出身地 | 沖縄県 |
出生年 | 1959年 |
こだわり | 柔軟に幅広く、一つのことに固執しない |
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趣味 | 読書、読谷の海で泳ぐ |
特技 | 人のモノマネ |
休日の過ごし方 | 読書、ウォーキング、海を見る、家内とショッピング |
座右の銘 | 着眼大局 着手小局 |
好きな食べ物 | お寿司 |
尊敬できる人 | 父親 |
HISTORY
賢者ヒストリー
幼少期は沖縄で暮らしていましたが、小学6年生から東京で暮らしました。ちょうどその頃は沖縄が本土復帰するタイミングで、県外に出る際はパスポートが必要な時代でした。東京と沖縄の教育レベルの違いにも驚かされました。中学1年生の時、金八先生のモデルとなった「三上先生」に教わる機会がありました。情熱的で多様性を認め尊重する先生で、とても印象的な授業でした。高校は自由な校風の学校で、情操教育に力を入れており、「映画をみなさい」「外国語はこれからの時代は2か国語以上マスターすべき」などの教えを受け、たくさんの映画を鑑賞し、多くの本を読み、有意義な学校生活を過ごしました。大学は努力を重ねて志望していた早稲田で大学生活を過ごします。
早稲田大学卒業後、地元沖縄の銀行に就職しましたが3年ほどで辞めました。フィリピンへ旅行に行った際の出来事が特に印象に残っています。滞在していたホテルをチェックアウトした翌日に、そのホテルがテロに巻き込まれる事件が発生したのです。その時の経験から、『いつ死ぬかわからない』『やりたいことはやっておくべきだ』と痛感しました。その後いくつかの仕事を経験し沖縄へ戻り、1988年に沖縄ファミリーマートに入社します。変化のスピードが速く、新しいことにチャレンジができるコンビニ業界の仕事は私の性に合っており、楽しみながら仕事にのめり込んでいきました。
デパートリウボウの経営悪化により赤字が続いていた2013年に立て直しの命を受け、グループ代表である比嘉に呼ばれる形で、社長に就任しました。当時は、収益が出る組織体制の見直しから行いましたが、百貨店業態のビジネスモデル自体を変えていく必要がありました。コンビニ経営をしていた私からすると、売場の変化に乏しい百貨店には、「驚きと鮮度の持続」が必要だと感じ、今も軸としては変わらない「独自性の追求」に注力しました。これまでにないイベントを実施し、店舗の改装・出展ブランドの改廃など「変革・スピード・実行」をスローガンに掲げ、全社一丸となり改革に取り組みました。
商売は「地域完結型」でありながらもマーケットは世界軸であるべきです。「地域の商材を地域の生産者と一緒に沖縄で売る」といった「地域完結型」の商売を行うことで、地元沖縄をより豊かにする。そういった志のもと事業を展開しています。単に仕入れて売るだけではなく、小売業の私達が「売れる商品」を提案し、生産者と一緒に商品開発を行い、販路拡大まで責任を持つ。そういったスタンスでパートナーと共に事業を展開しています。そしてマーケットは世界軸で考える。世界から見た沖縄は、「一番近い日本であり、アジアに近い沖縄」です。その地理的優位性と独自性を活かしたビジネスモデルの構築を行っています。
現在はデジタルを活用した世界軸での販路拡大を見据えて事業展開を行っています。ここにしかない独自性のある商品、サービスをより魅力的に磨きあげ、県内だけではなく世界へ売り出していく。県内、国内外、その両軸で事業を発展させていく為に、グループが一丸となり様々な政策を模索しています。そしてその枠組みを作っていくことに私も注力しています。人材を育てていくことも含め、未来の沖縄、グループに繋ぐ仕事をしなければいけないと常日頃より考えております。
若い時は経験が命です。「出来そうか出来ないか」ではなく、やりたいことをやって欲しいです。「やりたいことがわからない」という人もいるでしょうが、それは普通のことです。好きなことはまずやる!やりたいことが見えてきたら、3年間は全力投球してみましょう。コロナ禍でネガティブなことばかりが目につきがちですが、いつの時代でも環境が変わることは当たり前のことで、変化を楽しみ、常に前を向き全力で取り組んだ先に明るい未来が待っています。
COMPANY
会社概要
企業名 | 株式会社リウボウホールディングス |
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所在地 | 沖縄県那覇市久茂地1丁目1番1号 |
業種 | 不動産 - 不動産賃貸・管理 |
設立 | 1990年 |
資本金 | 100百万円 |
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従業員 | 1009名(運営企業合計) |
事業内容 | 事業会社の統括・管理、資金調達、不動産賃貸業等 |
URL | http://ryubo-hd.co.jp/ |