KENJA GLOBAL(賢者グローバル)

株式会社日本理容
上田 裕司

夢見る床屋

地域に根差し、街の髪を整え続けて57年。 神戸・大阪を中心に10店舗を持つ、老舗理容店。 ハサミを持たない2代目社長が語る、夢と挫折と復活の物語。

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PROFILE

賢者プロフィール

氏名 上田 裕司
会社名 株式会社日本理容
出身地 兵庫県
出生年 1982年
こだわり 魂は細部に宿る
趣味 ドライブ、ロードバイク、ゴルフ、スノーボード、ダイビング
特技 モータースポーツ全般
休日の過ごし方 ONもOFFもありません。365日全力疾走です!!
座右の銘 利他奉仕
好きな食べ物 肉料理
尊敬できる人 妻、両親、スタッフ、仲間(ライバル)

HISTORY

賢者ヒストリー

  • 幼少期〜学生時代

    幼い頃から私はとても負けず嫌いで、勝気なヤンチャ坊主でした。商売人の両親の懸命に働く姿を見て育ち、将来は起業して仕事することが当たり前と思っていました。無類の乗り物好きで、暇さえあれば録画していたF1レースやバイクレースを、ビデオテープが擦り切れるほど見返しては熱狂していました。15歳になるとオートバイレースにのめり込み、レース活動に青春を捧げました。レースチームに所属し、只ひたすらに「優勝」を追い求める日々に明け暮れました。そんな切磋琢磨した環境の中で、私は自身の技術向上はもとより、チームワークやコミュニケーション、マネジメントや忍耐の大切さを学びました。今思えばその日々の経験が、社会人となった時の決断力やスピード感、愚直に結果を追い求めるといった、ビジネスにも大きく通じる源泉になっていると思います。

  • 社会人時代

    自分の限界を痛感し、19歳でプロレーサーの道を諦めた私は、自身の経験を活かした自動車整備の職に就きました。車は調子が悪くなっても言葉では教えてくれません。エンジンや車体の微妙な音や振動の変化を体で読み取る。また、車の消耗箇所やお客様の運転の癖、保管状況の把握を常に心がけました。そこで私は、「変化を感じ取る」、「配慮」の大切さを学びました。その頃、私のお気に入りの飲食店が良く潰れてしまう事がありました。味はもとより腕も人柄も本当に良かったのですが、共通するのはどんぶり勘定な『the職人』が店主のお店ということです。いくら良いものを提供しても、経営に対して理解や技術が伴わなければ商いを継続させることは難しい、技術の向上が技術者としての定めならば、会社を運営する経営者は決して会社を潰してはならない。私は「継続」こそが経営者にとって最も大切な仕事だと知りました。その後、晴れて自身の整備工場を持つ夢が叶い、事業は順調に拡大していきました。

  • 就任のきっかけとその当時

    日本理容は父が50年前に創業した老舗の理髪店です。店舗は少数でしたが、「地域の皆様に」「必要とされる」「サービスを」「提供し続けている」良いお店でした。父は理容師資格を持たずして、半世紀以上を業界に捧げる偉大な人でした。私はそんな父の深い思いに30過ぎて初めて気付き、入社を決意しました。異業種からの転職は本当にわからない事だらけ。当初は厳しいご意見も多く頂きました。まずは経費削減のため、各店舗の蛍光灯約1,000本を自らの手で全てLEDの省エネタイプに取替え、同時に明るさを調節しました。即売り上げに繋がらずとも、お仕事しやすい工夫と空間作りと経費削減に努めました。そうして少しずつスタッフとの信頼関係を築いていきました。私は理容師ではないので、父同様にお客様目線に拘りましたが、元技術者として「技術者の気持ち」も忘れずに。入社時には低迷していたお客様からの口コミ評価も、少しずつ向上していきました。人は言葉で動くものじゃなく、気持ちで動くもの。それはスタッフもお客様も同じです。

  • 現在の事業

    少しずつ運営の仕事が板についてきた頃、私は新規出店に挑み、神戸市に新店舗をオープンさせました。お客様に受け入れてもらえるのか不安もありましたが、スタッフ皆で知恵を出し合い生まれたその店は、連日沢山のお客様で賑わっています。そうして僕は生きる上で最も大切な「成功体験」を、理髪業においても経験することが出来ました。この成功体験の裏にはもちろん沢山の「失敗体験」もあります。こうしてようやく半人前になれた私は、晴れて父から2代目のバトンを預かる決心が付きました。大勢のスタッフが祝福してくれました。本当に嬉しかったです。そしてこのバトンを必ず次の世代に引き継ぐことを心に誓いました。翌年には立続けに2店舗を出店させ、念願の10店舗となりました。私たちの次なる目標は2032年までにFCを含めたグループ全体で100店舗企業に成長することです。そしてこれまで以上に地域の皆様に必要として頂ける、「最高な散髪」を目指し、しいては理美容業全体の発展に寄与していきたいと考えております。

  • 今後の展望

    理容師が『夢』のある仕事だということを若い世代に伝えていきたいです。将来美容師になりたい若者の声は多く聞きますが、理容師になりたい若者は本当に貴重です。ですが美容師は飽和状態に近く、給与水準も理容業に比べかなり低いのが現状で、開業後もライバルだらけです。美容室は全国で25万件を突破し、美容師の数は53万人といずれも増加傾向にあります。対照的に理容室の数は全国で減少傾向の11万件。理容師の数は今年20万人を割ると予想されています。男性は理容室、女性は美容室と単純にマーケットを絞ると、理容の勝率は美容の約3倍です。理容師は需要過多で給与水準は右肩上がりです。『理容は今後どんどん廃れていく業界じゃない?』、そんな声もありますが、その存在が貴重な今、その資格と技術が高く評価されてきている理容師です。満開のお花畑の中では一輪の花は埋もれてしまいますが、荒野に咲く花は一層輝いて見えるはずです。もしこの話を聞いて少しでもチャンスと感じる若い子達がいてくれたら嬉しいですね。そうしたら私達と一緒に、理容師が『華』のある『かっこいい』『稼げる職』なんだということを体現していきましょう。

  • 若者へのメッセージ

    携帯一つあれば何不自由無い昨今、画面越しに見る膨大な『情報』とSNSが魅せる華やかな上っ面の『幻想』が若者達を支配しています。選択肢が多すぎて、自分は何が好きで、本当は何をしたいのか、その問いすらGoogle先生に聞いている、迷うことなんかない。誰かにお伺いたてる必要もない。周りの顔色を気にすることなんかない。やりたいことを、やりたいやつと、やりたいだけやってください。もう少し掘り下げていうと、まずは今、目の前にあることを一生懸命やってください。そうすれば最高の仲間ができます。そしてその仲間達と共に突き進んでください。そうすればやりたいことややるべきこと、夢や未来が見えてきます。人生それでいいと思います。難しく捉え、モジモジ考え込まなくていいと思います。人生は計算通りになんかいきませんから。最後に、将来を担う皆さんに私の大好きな言葉を贈ります。目先の欲に囚われず一つ一つ何事も真摯に向き合い続ける他ないです。現状に不満があるならばそれに向き合う勇気を持ってください。現状に満足せず、探求と奉仕の心で進む先にこそ明るい未来があります。自分の人生の主役は他でもない「自分自身」です。人は皆・置かれた場所で咲く義務があります。しかしどこに身を置くかは自分で決められます。置き場所を決めたらあとは咲くことに向けて猛進するのみです。

COMPANY

会社概要

企業名 株式会社日本理容
所在地 大阪府大阪市住之江区粉浜1-5-1
業種 サービス - 洗濯・理容・美容・浴場
設立 1965年
資本金 6,930万円
従業員 52名
事業内容 理美容業
URL https://nihonriyou.com/
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