株式会社アイ・エス・ディー
平田 詔治

社員の「人生」ごと面倒を見る

年々、減少傾向にある歯科技工業界では、20代の離職率は80%以上という統計があるという。そんな歯科技工業界に一石を投じ、若い担い手を育成してきた賢者が目指す未来の歯科技工とは。

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賢者プロフィール

氏名 平田 詔治
会社名 株式会社アイ・エス・ディー
出身地 山口県
出生年 1951年
こだわり 礼節を重んじる
趣味       ゴルフ、旅行、読書
休日の過ごし方 ゴルフ、旅行
座右の銘 有言実行
好きな食べ物 魚介類
尊敬できる人 栗山卓也(前会社社長)

賢者ヒストリー

  • 幼少期~学生時代

    高校受験に失敗してしまい、歯科技工のアルバイトをしていた。結局、進学を諦め歯科技工士の道に進むことを決意し歯科技工専門学校(夜間の部)に入学したのだが、同級生と比べると知識的、技術的にも劣ることを痛感した。受験の失敗もあり、一気に人生の敗北者になってしまった気がした。私は人生のどん底から這い上がりたい一心で歯科技工勉強と実技実習を一心不乱に頑張った。学校は自宅から普通電車で片道1時間45分かかるほど離れていたが、4年間無遅刻無欠席で無事卒業することができた。

  • 社会人時代

    入社して数年、私は同期と比べて出世が早かったが、思うほど給料が上がらないことに不満を持っていた。そこで私は社長に給料を上げてくれるようにお願いをした。そこで社長に言われた言葉が今でも心に強く残っている。『今はまだ目先の給料にこだわるな。5年後、10年後に自分がいくら給料を欲しいのかということを考えろ。今の君の技術力をこのまま伸ばしていけば必ず君が希望する給料になる。今はとにかく技術力を磨き続けろ。』私は学生時代のように365日24時間中貪るように歯科技工の知識を学び、技術力の向上に努めた。その甲斐あって私はさらに出世することができた。私は社長から長期的な視野を持つことの重要性を学んだ。

  • 起業のきっかけ

    当時勤めていた会社で部下達が経営陣の方針に不満があり、私についていくので独立して欲しいと懇願されたため独立に至った。ただし、私も経営陣には不満があったが、当時の社長(栗山卓也氏)は私にとって人生の師匠ともいえる存在で、その人柄や経営理念などの考え方は今でも私に継承されている。喧嘩別れという形ではなく、5年後には経営統合をして栗山社長と再び頑張りたかったのだが、その間に前会社は潰れてしまい、実現しなかった。

  • 現在の事業

    現在、私は歯科技工の環境改善に取り組んでいる。・労働時間の短縮・作業環境の改善・社員のための設備投資・『アナログな歯科技工』から『デジタル歯科技工』への転換


  • 今後の展望

    今後この業界はデジタル化が進んでいく。デジタル化に対応するためには設備投資と、それを使いこなせる人材の育成が必要になってくる。と同時にこれまで培ってきたアナログ的な技術がベースにないといけない。デジタルテクノロジーに対応しつつ、同時にアナログ的な技術も磨いていく育成をしていきたいと考えている。

  • 若者へのメッセージ

    私がこれからの若者に言いたいことは『和をもって仕事をせよ』ということです。一人だけではいくら頑張っても限界があります。組織に属しても良いし、一人でやるにしても同業他社とうまく連携してやっていけば、もう一歩先のステップを踏むことができます。自分だけの幸せを求めるのではなく、みんなで幸せになることが必要ではないでしょうか。

会社概要

企業名 株式会社アイ・エス・ディー
所在地 愛媛県今治市クリエイティブヒルズ4番地4
業種 製造
設立 1985年
資本金 2,125万円
従業員 140名
事業内容 歯科技工製品の製作・販売
URL http://www.isd-dental.co.jp/index.html

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